マウスコンピューターの「mouse K7」(mouse K7-I7G50BK-A)をレビューします。(製品貸出元:株式会社マウスコンピューター)
Core i7-12650H×GeForce RTX2050を搭載し、従来モデルよりも描画性能を高めています!ちょっとしたゲーミングパソコン並みの性能がありますし、動画編集などもカジュアルに楽しめます。17.3型フルHD液晶を採用しているので持ち歩きには向きませんが、迫力のある映像を楽しめるのもポイント!最近小さな文字がツライ…なんて人にもおすすめで密かに人気を集めているパソコンです。
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目次
mouse K7 レビュー
マウスコンピューターが展開するブランドは、一般向けの「mouse」、ゲーミングの「G-Tune」、クリエイター向けの「DAIV」とあります。
mouse K7は一般向けのmouseブランドとしては上位クラスにあたり、高性能CPUと専用グラフィックを搭載しパフォーマンスを高めてあります。標準的な15型クラスよりも大きな17型モニターは視認性もよく長時間作業なんかにも向いているのもポイントです。標準で24時間365日無償電話サポートがつくのも付加価値がありますね。
mouse K7にはいくつかのラインナップが存在しますが、メモリやストレージ容量の差です。マルチタスクでの作業が多い人は、32GBメモリにしておくと安心かもしれません。また公式サイトでは「期間限定のセール品」「限定クーポン」などのセールがあります。このモデルも時々対象に入っていますので、お得に購入したい人はチェックしておくと良いでしょう。
YouTube 動画レビュー
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mouse K7 特徴/外観
mouse K7は、ブラックを基調としたカラーリングで、背面にブランドロゴが入っています。そこまで目を引くようなデザインではないので、ビジネスはもちろん公共の場での使用も問題ないでしょう。
従来モデルとのちがいはGeForce RTX2050を採用している点でしょう。GeForce GTX1650よりもパフォーマンスが上がっただけでなく、リアルタイムレイトレーシング、DLSSなどの機能が利用できるのもポイントです。従来よりも高負荷な作業に耐えられますし、マルチディスプレイでの利用なんかにも良いと思います。
サイズは397.5×264.5×26mm、重量は約2.45kgと決して軽くはありませんが、スペース的にも余裕があるので冷却性なんかにも期待できると思います。バッテリー駆動時間は約8.5時間と専用グラフィックを採用しているモデルにしては長いです。持ち歩きに向いているとは決して言えませんが、建物内での移動とかならバッテリーでの作業で結構乗り切れるんじゃないでしょうか。
日本語キーボード+テンキーつきで、大きなタッチパッドも搭載しています。もちろんバックライトつきですし、明るさ調整機能だけでなくカラーリングも15色から選択できます。一般向けモデルでありながら、ゲーミングのような楽しみ方もできるのが「mouse K7」立ち位置ですね。
mouse K7 性能チェック
CPU:Core i7-12650H
mouse K7のCPUは、Core i7-12650Hが採用されています。Core i7-10750Hと比較すると最大で90%以上の性能アップが期待できます。参考までにPassMarkのデータを掲載しましたので参考にしてください。
CPU | スコア |
Core i7-13700H | 29653 |
Core i7-12700H | 26808 |
Core i7-12650H | 24647 |
Core i7-10750H | 12617 |
Ryzen 7 7735HS | 24391 |
Core i7-12650HはCore i7-12700Hと比較すると約10%ほどスコアを落としますが、細かくチェックしていかないと差は感じないはずです。最新のCore i7-13700Hだと流石に差は大きく、スコアを約20%落とす形になります。ただ体感的には数値程の差がある印象はうけませんでした。
旧モデルに搭載されていたCore i7-10750Hとの比較になると、2倍近く性能が上がっている計算になります。パフォーマンスは高めといって差し支えないと思います。どうしても最新モデルじゃないとダメとか、ベンチマークテストの結果を神経質にとらえる人には向きませんが、このクラスを検討する層なら気にならないと思います。
GPU/ゲーミング:GeForce RTX2050
モデル | スコア(FHD/標準品質) |
DAIV 6P-RT (RTX3050) | 7372(快適) |
mouse K7 (RTX2050) | 6058(快適) |
mouse K7 (GTX1650) | 5283(やや快適) |
ゲーミング性能については過度な期待は禁物…とは言え、重量級タイトルのFF15も快適に遊べるという結果になっています。GeForce GTX1650より約15%高いスコアで、フレームレート向上に期待がもてます。ただしGeForce RTX3050よりも低い数値なので、最新タイトルを遊びたい、高設定で遊びたいというような人はもう少し上のGPUを選択するほうが無難です。
ゲーミング性能が欲しいなら「G-Tune P6-I7G50BK-A」もおすすめです。GeForce RTX4060搭載で11万4800円と激安です。(記事執筆時点)
クリエイト性能
RAW現像
モデル | CPU | 時間 |
DAIV S4 | Core i7-13700H | 2分29秒 |
G-Tune E5-165 | Core i7-12700H | 2分48秒 |
mouse K7 | Core i7-12650H | 2分40秒 |
DAIV 5N | Core i7-11800H | 3分04秒 |
100枚のRAW現像処理時間を計測したところ、Core i7-12650Hは2分40秒ほどで処理を完了しています。上位クラスであるCore i7-12700HやCore i7-13700Hとの差も小さいですし、写真編集も十分に楽しめるでしょう。
動画編集性能
モデル | パーツ構成 | 時間 |
G-Tune P6 | Core i7-12650H×RTX4050 | 1分26秒 |
DAIV 6P-RT | Core i7-12700H×RTX3050Ti | 1分38秒 |
mouse K7 | Core i7-12650H×RTX2050 | 1分49秒 |
DAIV S4 | Core i7-1260P×GTX1650 | 4分09秒 |
ミラーレスカメラで撮影した5分程度の動画をDaVinci Resolveで書出す時間を計測しました。(4K→FHD)
フルHDクラスの動画編集なら十分快適に作業できますし、よほど難しいことをしない限りは性能不足に陥ることはないはずです。画面も大きくて作業性が良いので編集作業も捗ると思います。高解像データ編集、長時間の動画編集、ゲームの実況配信などなど…もう一歩突き詰めたいと感じるならもう少し上のグレードを狙いましょう。あくまでカジュアルに楽しむレベルだと思います。
mouse K7 感想/評価
メリット | ・高めのパフォーマンス ・無難で使いどころを選ばないデザイン ・旧モデルからしっかりと進化している ・ライト層からワンランク上も狙える |
デメリット | ・こだわりだすと不満が出るかも ・もうちょっとに応えられない ・もっと軽いモデルもあるよね ・もっと高性能なモデルもあるよね |
mouse K7はこんな人におすすめ!
- 高めの処理能力が欲しい人
- 持ち歩く機会はあまりない人(据置)
- RAW現像や動画編集も楽しみたい人
- 軽めのゲームも楽しみたい人
マウスコンピューターのmouse K7は、初心者~中級者あたりにおすすめのモデルだと思います。
性能はそこそこ高めですので、一般向けモデルよりもワンランク上の快適性をもたらせてくれます。例えばプレゼンでモタつくことなく発表を行えたり、息抜きでゲームを楽しんだりといった利用も可能です。RAW現像や動画編集などのクリエイティブな領域もカバーできますし多用途に使っていけると思いますよ。マウスコンピューターはアフター面も充実しているので長く使っていけるんじゃないでしょうか!
公式サイトでは「アウトレットモデル」「店舗即納モデル」などお得に購入できるパソコンが多数用意されていますのでうまく活用してください!