CANON RF35mm F1.8 MACRO IS STMを購入したのでレビューします。
焦点距離35mmをもつ単焦点レンズで、小型軽量のためスナップ撮影に最適となっています。AFも速いですし、開放F1.8と明るいのも特徴!大きなボケを楽しめるほか、ハーフマクロ撮影も可能という器用なレンズに仕上がっています。手振れ補正効果は5段分で、ハイブリッドIS(角度ブレ/シフトブレ)にも対応。
実際に使ってみた感想を作例をまじえながら書いていきたいと思います。
目次
CANON RF35mm F1.8 MACRO IS STM レビュー
RF35mm F1.8 MACRO IS STMは「日常に寄り添える」レンズです。
50mmより少し広めの焦点距離、明るいレンズということもあって汎用性が高いレンズです。日々の記録、旅先での出来事、カフェでの一コマ、街の移り変わりなどなど、毎日のちょっとした変化を記録していくのにうってつけと言えます。
開放からしっかりと解像してくれますし、明るさと手振れ補正を合わせもっているので暗い場所での撮影にも強いです。少し絞ればよりシャープさを増しますし、マクロ的に使えるのは被写体との距離を考えなくて良いので助かります。
RF35mm F1.8 MACRO IS STMは、EOS RPのレンズキットで購入しました。軽いボディにはやはり軽いレンズが似合います。
YouTube動画レビュー
動画でも紹介しているので参考にしてください。高評価、チャンネル登録もお願いします!
CANON RF35mm F1.8 MACRO IS STM 開封・外観写真
早速ですがレンズを開封していきます!
RF35mm F1.8 MACRO IS STMは簡易包装ですが、プチプチで大切にくるまれていました。付属品は、保証書やユーザーマニュアルなど。
開封する楽しさは大きなものではないですが、環境に配慮しているということでしょう。これはこれで時代の流れだと思います。
外観・操作系
RF35mm F1.8 MACRO IS STMは、高級感こそないかもしれませんが、撮影意欲がそがれるほどチープというほどでもありません。実用性重視のレンズということにしておきましょう。
本体サイドには、手振れ補正ON/OFF、AF/MFなどの切り替えボタン用意されています。
フォーカス位置の切り替えスイッチはありませんが、フルタイムマニュアルにも対応。AF後にフォーカスリングを回すことでMFによるピントの微調整が行えます。スナップ撮影時において速射性を重視するため、この設計になっているのでしょうか?
最短撮影距離は0.17mで、グッと寄った撮影が行えるのもポイント。
個人的にはRF85mm F2 マクロ IS STMと一緒に持ち出して使うことが多いです。同じくハーフマクロ撮影が行えますし、使用感が似ていながら特徴を活かしあえる関係性でもあります。
手に乗る軽さ/気楽に持ち出せる
RF35mm F1.8 MACRO IS STMは、305gと軽量です。1日持ち歩いても負担がなく「写真を撮っていたい」という気持ちをキープできます。
EOS RPとのコンパクトな組み合わせがお気に入り。子供と一緒に出掛ける時にはついついコンパクトなカメラを選択しがちでしたが、このセットなら無理をせずに持ち出せます。本当にありがてぇ・・
フード(EW-52)は別売り
RF35mm F1.8 MACRO IS STMで残念なのがフードが別売りということです。
とてもコンパクトな輪っかが3000円ほど。小さいレンズの個性を損なわない意味でも、安全をとるという意味でも使うのはマストにしても、7万円前後の製品にこれ1個つけられない意味がわからねー!
RF35mm F1.8 MACRO IS STMのフィルター径は52mm
RF35mm F1.8 MACRO IS STMのフィルター径は52mmです。
存在感のあるルックス!
EOS RP+35mmマクロ+フードをつけた状態です。フードが先か、保護フィルターが先かでずっと迷ってる(笑)
フルサイズのシステムで760gほどというのは、ひと昔前では考えられないほどの軽さです。この軽快さで高画質が手に入るんだから使わない手はないですよね!
コロンとかわいいルックスです。片手でも扱える気楽さが良いですね。ふらっと目的なく出かける時にはこの組み合わせか、RF50mm F1.8が多いです。
CANON RF35mm F1.8 MACRO IS STM スペック・性能表
焦点距離 | 35mm |
開放F値 | F1.8 |
手ぶれ補正 | 〇 |
防塵防滴 | |
レンズ構成 | 9群11枚 |
絞り羽枚数 | 9枚(円形絞り) |
最大撮影倍率 | 0.5 |
最短撮影距離 | 0.17m |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 305g |
カメラのキタムラ | 価格を見る |
CANON RF35mm F1.8 MACRO IS STM 作例
お花を撮るのが好きなので、1本目のレンズはハーフマクロでも使えるRF35mm F1.8 MACROと決めていました。
RF50mm F1.8、RF85 F2 MACROと比較すると、やや線が太く、ボケもうるさく感じるような気がしないでもないです。どちらかと言うとカチっとした写りという感じですかね。
手振れ補正が強いので三脚はほとんど必要ありませんね。
お散歩レンズと呼ぶのが相応しいのかわかりませんが、お出かけに重宝するレンズです。
RFレンズ共通かもしれませんが、全体的にクリアで解像力にも不満は感じません。ほんのわずかですが周辺が落ちているかな?気になるほどでもありませんが…
CANON RF35mm F1.8 MACRO IS STM メリット
- 日常使いに最適
- ハーフマクロレンズ撮影可能
- コンパクトで軽量
開放F1.8ということで、ボケ味を生かした撮影が楽しめるのは言うまでもありません。手振れ補正も強力で夜間での撮影やマクロ撮影でも不安を覚えることも少ないですね。約300gという軽量さも武器になりますし、お散歩やスナップに滅茶苦茶使いやすいレンズです。
CANON RF35mm F1.8 MACRO IS STM デメリット
- フード(EW-52)が別売り
- 表現がやや硬いか?
もうね、キヤノンさんではお馴染みかもしれませんがフードはマジで同梱して欲しい。わざわざ買う手間もあるし、在庫切れもあるので欲しい時に使えないってことがあるんですよね…社外品とかで代用する手もありますが、どうせなら純正を使いたい人です。
CANON RF35mm F1.8 MACRO IS STMは、こんな人におすすめ!
▶【カメラのキタムラ】RF35mm F1.8 MACRO IS STMをチェックする
- 使い勝手の良いレンズが欲しい人
- 単焦点レンズを使ってみたい人
- コスパ重視な人
- ズームレンズの弱点を補いたい人
RF35mm F1.8 MACRO IS STMは、「日常的に使える」レンズです。
画質もよくてコンパクト、AFも速くて正確です。モノを大きく写したい時にはハーフマクロが活躍しますし、評判の高さも頷けるような気がしますね。手振れ補正も5段分と強いですし、難しいことを考えずに気楽に撮影できる心地良さは変えられないものがあります。
値段は10万円とかしないですし(執筆時点で7万円前後)手に取りやすいのも魅力的かと思います。最初の1本であり、最後の1本にもなり得そうなレンズですね。ぜひ検討してください。
参考リンク
- メーカー製品ページ
- カメラのキタムラオンライン
- EOS RPレビュー
- RF50mm F1.8 STMレビュー
- RF85mm F2 MACRO IS STMレビュー
- 写真編集におすすめのパソコン
- 写真編集におすすめのモニター
最後までお読みいただきありがとうございます。
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