ThinkBook 13x Gen 4をレビューします。(機材貸出元:Lenovo)
13.5型 2.8K IPSディスプレイ搭載で、約1.17kgという軽さを実現したモバイルノートパソコンです。CPUには最新のCore Ultra プロセッサーを採用し、パフォーマンスとロングバッテリーを実現しています。本体はアルミニウムデザインで質感も抜群!全方位にスキのない製品に仕上がっています…これはマジで欲しくなってしまった!(笑)
この記事では、ベンチマーク結果や使用感などをレビューしていきますので参考にして下さい。
目次
ThinkBook 13x Gen 4レビュー
- 液晶:13.5型2.8K(2880 × 1920/IPS/非光沢)
- CPU:Core Ultra 5 125H/Core Ultra 9 185H
- GPU:インテル Arcグラフィックス(CPU内蔵)
- メモリ:16GB/32GB(オンボード)
- SSD:512GB/1TB
ThinkBook 13x Gen 4は、注目度の高いCore Ultra プロセッサーを採用している超軽量モバイルノートパソコンです。上位モデルにはCore Ultra 9 185Hが採用されているので、高負荷作業を行う人でも安心して使うことができると思います。
専用のAIエンジンによって生産性を高めてくれますし、CPU内蔵グラフィックスも強力です。画像や動画などの編集作業や、軽めのゲームなど多用途に対応してくれるスーパーマシンです。メモリはオンボードで増設不可ですから必要なら32GBモデルを選びましょう。
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外観チェック
ThinkBook 13x Gen 4の本体カラーはルナグレーで、ツートンっぽいデザインになっています。全体的に直線を生かしたデザインでエッジが効いてると思います。本体は樹脂製ではなく金属製で高い質感に仕上がっているのも嬉しい!これは所有欲が満たされると思いますし、使っていて楽しいパソコンだと思います。
横から見るとすごく薄いのが伝わるでしょうか?電源ボタンもスタイリッシュです。
本体サイズは292.9 x 205 x 12.9 mm、重量は約1.17kgです。後述しますが、この軽さからは想像できないくらいパワフルです。冷却ファンも2基搭載しているので熱管理は問題なし、しかもとても静かです…完璧かよ。。
65WType-CのACアダプターが付属していますが、プラグが折り畳めないのがネック。これは他社製品を使ってもいいかも…なんて思ってしまいました。
可能な限りパンパンまで詰め込まれた感じのキーボード。これはこれで無駄のない感じでいいですよね!打鍵感は軽めですがチプはしやすくて個人的には使いやすかったです。タッチパッドも大きくて質感が高く、非常に使いやすいと感じました。
ディスプレイは2.8K、HDR400,、100%sRGB、500 nit、120Hz、 ブルーライト軽減パネルと緻密で表現力にも優れています。タッチパネルは搭載、非搭載が選べますし用途に合わせて選択すると良いかと思います。
レノボは格安パソコンも用意しており、そうしたモデルのモニターって色域が高くなかったりもします。クリエイター目線だとイマイチに感じることもあったりもするんですが、このモデルはそういった心配もありませんね。
インターフェースはUSB4 (Thunderbolt4 対応) が3個搭載されています。この手の製品ってもっと数か少ないことも多いのでちょっと嬉しいポイントだったりしますよね。
Thunderbolt4対応のeGPU(外付けGPU)を利用してゲーミング性能を高めるなんて使い方もできそうです!
ThinkBook 13x Gen 4, 性能・ベンチマーク
CPU:Core Ultra 5 125H
CPU | PASSMARKスコア |
Core Ultra 9 185H | 28733 |
Core Ultra 7 155H | 24924 |
Core Ultra 5 125H | 21155 |
Core i7-13700H | 29810 |
Core i5-13500H | 22725 |
Core i7-1360P | 19176 |
Core i5-1340P | 19524 |
貸出機に搭載されていたCPUは、Core Ultra 5 125Hでした。スコアは20000超えで、日常使いからちょっとした負荷のかかる作業まで難なくこなすことが可能。より高い処理能力を求めるならCore Ultra 9 185Hがおすすめ!スコアも28000超えと非常に高くなっています。
薄型軽量モデルによく採用されていた、Core i7-1360Pと比較しても高めのスコアであることもわかります。CPU内蔵のグラフィックス(インテル Arcグラフィックス)もかなり強力ですので、様々な用途で快適性をもたらせてくれるでしょう。
ゲーム
モデル | 設定 | 結果 |
ThinkBook 13x Gen 4 (Arcグラフィックス) | 1920×1080(軽量品質) | 4290(普通) |
ThinkPad T14s Gen 4 (Radeon 780M) | 3944(普通) | |
ThinkPad X1 Nano (Iris Xe/1340P) | 1280×720(軽量品質) | 3558(普通) |
DAIV Z4 (Iris Xe/1360P) | 3845(普通) | |
DAIV 5P (GTX1650Ti) | 1920×1080(標準設定) | 3773(普通) |
重量級タイトルで知られるFF15ですが、フルHD(軽量品質)なら普通という結果が得られています。これはRadeon 780MやIris Xeよりも高めのゲーミング性能です。
もちろん専用グラフィックを搭載したゲーミングパソコンには及びませんが、多くのゲームを動作させられるという意味では価値があると思います。なんせこれ超がつくほどの軽量モデルですからね。
ThinkBook 13x Gen 4 メリット・デメリット
メリット | ・高品質で軽量コンパクト! ・高めの処理性能/パフォーマンス ・軽めの編集作業もこなせる ・ゲームも遊べちゃうんです |
デメリット | ・充電器のプラグが折り畳めない ・本格的なゲーミング性能はもたない ・USB-Aがない |
ThinkBook 13x Gen 4は、普段使いはもちろん、ビジネス、ゲームやクリエイターの制作活動など、幅広いシーンで活躍してくれるモデルだと思います。性能は下位モデルでも申し分ありませんし、筐体も高品質で使っていて楽しくなるはずです。それでいて持ち歩きもしやすい…なんですかコレ最強ですか???とすら思えるほど。かなり欲しくなっちゃいましたね(笑)
弱点といったらインターフェース周りや、ACアダプターのプラグがたためない程度です。外部的なところに頼る必要はあるものの、解決できる手段があるので大きな問題にもならないでしょう。
ThinkBook 13x Gen 4をおすすめしたい人
- 軽くて持ち歩きやすいPCが欲しい人
- 処理能力には妥協できない人
- 筐体の質感にもこだわりたい人
- 気軽にゲームや編集作業もしたい人
ThinkBook 13x Gen 4をレビューしました。
開封した時点で「薄い、軽い、かっこいい」という印象がありましたが、ベンチマークテストなどを通して処理能力も素晴らしいモノがあると感じました。通常使用でモタつくことなんか一切ありませんし、編集作業もそこそここなしちゃうあたりもクリエイターには嬉しいです。ゲームもフルHD(軽量設定)あたりなら十分遊べると感じましたし、本当に良き相棒になってくれるでしょうね。
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