マウスコンピューターの「G TUNE FZ-I7G80」をレビューします。(製品貸出元:株式会社マウスコンピューター)
先日新型ケースに切り替わったばかりのデスクトップパソコンで、CPUにCore Ultra 7 プロセッサー 265K、GPUはGeforce RTX5080を採用。まさに新しいモノ尽くめの魅力あふれるモデルに仕上がっています。しかも標準で3年保証+24時間365日電話サポートつき、モンスターハンターワイルズ動作確認済PCということで話題性も抜群です。
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目次
G TUNE FZ-I7G80 特徴・スペック
マウスコンピューターが展開しているゲーミングブランド「G Tune」の最新モデルにあたります。新しくなったフルタワー新型ケースは、従来よりも高性能化とメンテナンス性を高めてあります。ユーザーにより寄り添う形となった新型モデルの魅力を余すことなくお伝えしていきたい所存。ちなみにモンハンワイルズは滅茶苦茶面白いよ!
G TUNE FZ-I7G80は、最新パーツを惜しみなく採用してあり高いパフォーマンスを発揮します。最新ゲームでの快適性はもちろん確保できますし、実況配信や動画編集などのタフな作業もこなせます。それもあってお値段は50万円を超えますが、昨今話題のパーツ争奪戦に加わらなくても良いのは安心安全面でのメリットが大きいような気がします。現地に赴いても欲しいパーツが買えなかったら時間も無駄になっちゃいますしね…その点、BTOパソコンなら確実に手に入るのは嬉しいです。
YouTube レビュー
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G TUNE FZ-I7G80 外観チェック
G TUNE FZ-I7G80は、ブラック、グレー、シルバーを基調としたデザインになっています。全体的にマットな質感になっており、高級感を演出してあります。ルックスもカッコイイですよね!
前面の下部には新しくなったG Tuneロゴが入ります。直線をいかしたスリットデザインは、アルミ素材でできておりグレードの高さを表しているように感じます。フロント側からガッツリ冷えた空気が取り込めますので、機能性とデザイン性を両立した形になっています。
上部にはヘッドホンフックが隠れていました。引っ張れば出てくる仕様になっており、バネ式で自然と元の位置に戻ってくれるのがありがたいです。ゲーマーは1分1秒でも早くゲームに復帰したいですからね(笑)
上部ボタンやUSB類はスライドカバーがついていて、使わない時はカバーをしてホコリの侵入を防げます。どこまでこだわる気だい?
天面カバーだけでなく、ほとんどの部品がツールレスで取り外せるのも良かったですね。パソコン内部のメンテナンスやパーツ交換時を楽に行えるようになりました。これまでのG-Tune世代のやつだと、インターフェース側からネジを回して取り外すのが必然って感じでしたからね。かなりの進化っぷりだと思います!いいよコレは!!?
内部パーツは、ほぼブラックで統一されています。前に組立工場を見学させていただいた時に聞いた話では、特注で作ってもらっているみたいなことも聞きました。映えそうではあるけどLEDライティング機能はあまり選べなくって、輝度を3段階で選択できるくらいなんですよね。ちょっともったいない気がしました。
G TUNE FZ-I7G80 性能チェック
CPU性能:Core Ultra 7 265K
CPU | PASSMARKスコア |
Core Ultra 7 265K | 58751 |
Core i7-14700K | 52885 |
Core i7-14700 | 46625 |
Core i5-14400 | 26863 |
Ryzen 7 9700X | 37249 |
Ryzen 7 7700X | 36452 |
Ryzen 7 5700X | 26813 |
G TUNE FZ-I7G80に搭載されているCore Ultra 7 265Kのスコアは60000近いスコアらしい…「本当に?」って思わなくもないですが、第14世代Core i7-14700Kと比較しても高い数値が出ているみたいです。ちなみにRyzen 7 9700Xのスコアは37249ですから、下最新CPUの中ではかなり性能が高いほうということになります。この数字を信じるならば…ですが。
GPU性能:GeForce RTX5080
モデル(GPU) | 設定(標準品質) | スコア |
G TUNE FZ-I7G80 (RTX5080) | 1920×1080 | 23167(非常に快適) |
3840×2160 | 16158(非常に快適) | |
G-Tune XP-Z (RTX4090) | 1920×1080 | 23462(非常に快適) |
3840×2160 | 18155(非常に快適) | |
G-Tune HP-Z (RTX4080) | 1920×1080 | 23462(非常に快適) |
3840×2160 | 13261(非常に快適) | |
G-Tune FZ-I7G7A (RTX4070Ti S) | 1920×1080 | 23000(非常に快適) |
3840×2160 | 12000(非常に快適) | |
NEXTGEAR JG-A7G7S (RTX4070S) | 1920×1080 | 22912(非常に快適) |
3840×2160 | 10045(とても快適) | |
raytrek 4CXF (RTX4070) | 1920×1080 | 19500(非常に快適) |
3840×2160 | 8500(とても快適) |
こちらは各GPUでFF15のベンチを回した結果です。フルHDクラスはGeForce RTX 4070 SUPERはあたりから頭打ち感がありますね。4Kなどの美麗グラで遊びたいって人以外は、Geforce RTX5080を選ぶ旨味って少ないのかもしれません。
4K領域を見てみるとGeForce RTX4070 Ti SUPERと比較して約35%高く、Geforce RTX4080との比較で約22%高い、Geforce RTX4090には及ばないって感じですね。
モンスターハンターワイルズ
フレーム生成/レイトレ OFF
フレーム生成/レイトレ ON
設定 | フルHD/ウルトラ設定(RTX5080) |
フレーム生成/レイトレ OFF | 非常に快適にプレイできます スコア37531(109.378PS) |
フレーム生成/レイトレ ON | 非常に快適にプレイできます スコア31996(187.33FPS) |
絶賛大人気の狩猟ゲームのベンチマークテストの結果です。今回フルHDモニターでテストを行ったので、設定はフルHDウルトラ設定に固定して見ています。フレーム生成やレイトレなどの数値をいじっても「非常に快適にプレイできます」という結果です。フレームレートやグラフィックの設定など割と自由に好みに合わせて設定できるのもGeforce RTX5080の魅力と言えそうです。
クリエイト性能
RAW現像
CPU | 時間 |
Core Ultra 7 265K | 1分52秒 |
Core i7-14700 | 1分59秒 |
Core i5-14400 | 1分59秒 |
Ryzen 7 9700X | 1分56秒 |
Ryzen 7 7700X | 1分59秒 |
Ryzen 7 5700X | 2分38秒 |
実行速度をチェックするため100枚のRAWデータの変換にかかった時間を計測しました。RAW現像処理も快適に行えますし、過去テストを行ってきた中でも最速の数字が出ています。
動画編集
モデル | 構成 | 処理時間 |
G TUNE FZ-I7G80 | Core Ultra 7 265K×RTX5080 | 45秒 (4K:2分15秒) |
G-Tune FZ-I7G7A | Core i7-14700KF×RTX4070Ti SUPER | 38秒 |
DAIV FX-I7G6T | Core i7-14700F×RTX4060Ti | 55秒 |
NEXTGEAR JG-A7G7S | Ryzen 7 9700X×RTX4070 SUPER | 1分01秒 |
DAIV FX-A7G7T | Ryzen 7 7700X×RTX4070Ti | 1分02秒 |
NEXTGEAR JG-A7G60 | Ryzen 7 5700X×RTX4060 | 1分29秒 |
DaVinci Resolveでミラーレスカメラで撮影した5分程度の4Kデータ→フルHDへ書き出す時間を計測しました。
正直フルHDで遊ばせておくのはもったいないレベルで、1分もかからずに書き出しを終えてしまいました。あくびをして珈琲でも数口飲んだら処理が終わってしまいそうな速度…進化が凄まじいですね。ちなみに4Kでの書き出しも2分15秒ほどなので、かなりこだわった編集作業も行えるはずです。ただしCore i7-14700KF×RTX4070Ti SUPER搭載の「G-Tune FZ-I7G7A」にはやや遅れをとっています。
G TUNE FZ-I7G80 メリット・デメリット
メリット | ・機能性とメンテナンス性をあわせもったケース ・最新パーツを採用し、高性能を実現! ・動作音は静かで作業に集中できる |
デメリット | ・お値段が高い(50万円以上) ・LEDライティングが ・サイズが大きい… |
G TUNE FZ-I7G80をおすすめしたい人
- 新しいモノ好きな人!
- 見た目やグレードにもこだわりたい人
- 性能もしっかり確保したい人
- 予算多めの人…
G TUNE FZ-I7G80をレビューしました。
過去のG-Tuneブランドでは課題になっていそうな部分をしっかりと新ケースで解消してきています。最新パーツの性能をしっかり引き出せる冷却性も備えていますし、静音性、メンテナンス性、デザイン性など高い次元で両立しているのが素晴らしいと感じました。相変わらず真面目なブランドだな~という印象はそのままですね(笑)特にこだわりの強いゲーマー、クリエイターのニーズをしっかり満たしてくれるのではないでしょうか!
公式サイトでは「アウトレットモデル」「店舗即納モデル」などお得に購入できるパソコンが多数用意されていますのでうまく活用してください!
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