マウスコンピューターの「G TUNE H6-A9G70BK-C」をレビューします。(機材貸出元:マウスコンピューター)
16型(2,560×1,600 /300Hz/sRGB比100%対応)モニターを採用したゲーミングノートPCです。CPUは高性能なCore Ultra 9 275HX、Ryzen 9 8945HXから選べます。GPUはGeForce RTX 5060/RTX5070(Ti)/RTX5080/RTX5090から選べ用途や予算に合わせられるのも嬉しい…と言うか、めちゃくちゃハイスペック…もはや最強クラスのゲーミングノートPCをレビューしちゃいます。
公式サイトでは「期間限定セール」「特別クーポン」「アウトレットモデル」「店舗即納モデル」のセールを行う場合があります。しばらくしてからチェックしてみると良いことがあるかもしれません。
目次
G TUNE H6-A9G70BK-C レビュー
モニター | 16型WQXGA(300Hz/sRGB比100%) |
CPU | Core Ultra 9 275HX Ryzen 9 8945HX |
GPU | GeForce RTX 5060 GeForce RTX 5070(Ti) GeForce RTX 5080 GeForce RTX 5090 |
メモリ | 16GB~ |
ストレージ | 500GB~ |
価格 | 239,800~ |
リンク | 販売ページ |
Core Ultra 9 275HXやRyzen 9 8945HXというだけでもロマンがありますが、上位モデルはRTX5080やRTX5090を搭載した超がつくほど高性能なモデルが用意されています。さらになんとゲーミングノートPCでありながら外付けで水冷ユニットを搭載可能にし異次元の冷却性を達成しています。
現時点では最高峰クラスのパフォーマンスを発揮するゲーミングノートPCであることは間違いないしょうし、普通のゲーミングノートでは難しい処理も実現可能にしてくれます。高フレームレートで遊ぶのにも最適なのでゲーマーも思わずうっとり。16型クラスということもあり重量は約2.58kgと重く持ち歩きには適しませんが、ありあまるスペックで処理を効率的に行えます。
また300Hzの高リフレッシュレートに対応していたり、sRGB比100%に対応していたりと表現力も申し分ありません。Wi-Fi 7 ( 最大5.7Gbps ) も搭載しているので安定した環境でゲームが楽しめるのもポイント。まさにこだわり派に向けたモデルとなっています。標準で3年間の長期保証や24時間×365日電話サポートのつくのでPC操作に自信がない初心者にも安心です!
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開封・外観チェック
一見すると普通のゲーミングパソコンですが、G TUNEブランドとしてはフラッグシップとなるシリーズです。ブラックカラーでどこにでも馴染みやすく、超高性能パーツでモバイル環境下とは思えないくらいの高負荷な作業をも乗り越えます。CG制作やAI関連用途など最新のニーズにもバッチリ対応してくれるでしょう。
サイズは357×254×25.9mmで、厚みは旧世代よりもー2.6mm薄くなっています。ただ重量が約2.58kgもあるので持ち運ぶには覚悟が必要でしょう。
側面に吸気口を設けないタイプで、本体の熱は背面に流れていきます。側面から暖かい風が出ると手にあたって不快・・ってことは避けられますが、背面のインターフェースに接続している機器類にホットな風があたるのが懸念点です。実際外付けSSDを取り付けて使っていましたが、かなり高熱になっていました。
付属品
付属品は保証書やACアダプター(330W)など簡単なものだけです。高い性能をしっかり引き出せるようにACアダプターはやや大きなタイプになっています。バッテリー駆動時間は動画再生時で約7.5時間です。この手のモデルにしてはよくもつほうでしょう。
キーボード
日本語キーボード+テンキーつきですので事務作業などもこなせそうな印象。キー含めて全体的にさらさらとした加工(なのか?)が施されていて、リッチな体験が得られるように感じました。パフォーマンスを切り替えるボタンも設置されていて便利です。
ハイエンドモデルだけに許された虹色のLED電飾が目をひきます。
モニター
16型2,560×1,600 (WQXGA)モニター搭載なので作業性が抜群、視認性もよくて長時間の作業も楽に行えるはずです。また最大300Hzリフレッシュレートに対応するなど、高いゲーミング適正を持たせてあるのも魅力です。加えてsRGB比100%の色域に対応するのでWebコンテンツ制作や画像編集などでも正確に作業が行えます。
CPU性能チェック
CPU:Ryzen 9 8945HX
モデル | CPU | PASSMARKスコア |
G Tune H6 | Ryzen 9 8945HX | 51606 |
Core Ultra 9 275HX | 56131 | |
DAIV S4 | Core i7-13700H | 29810 |
G-Tune P5 | Core i7-13620H | 25068 |
DAIV 6P | Core i7-12700H | 26808 |
G-Tune E4 | Core i7-12650H | 24647 |
今回お借りしたモデルに搭載されていたRyzen 9 8945HXは50000を超えるほどのスコアです。別モデルにはCore Ultra 9 275HXが搭載されているのですが、これまた高いスコアをマークしています。処理能力だけで見るとCore Ultra 9 275HXがやや有利ですが、搭載モデルは価格もちょっとお高めになります。
もはやデスクトップパソコン並みの処理能力を有しているので、これまでノートパソコンの処理能力では満足できなかった人でも納得いく水準まで上がってきているのではないでしょうか。
ゲーミング性能 Geforce RTX5070
モデル | 設定 | 結果 |
G Tune H6 (RTX5070) | 1920×1080(標準設定) | 17602(非常に快適) |
3840×2160(標準品質) | 6507(快適) | |
G TUne P5 (RTX5060) | 1920×1080(標準設定) | 14609(非常に快適) |
3840×2160(標準品質) | 5224(やや快適) | |
G TUne W4 (RTX5050) | 1920×1080(標準設定) | 9765(非常に快適) |
3840×2160(標準品質) | 3976(普通) | |
G-Tune P5-I7G60WT-B (RTX4060) | 1920×1080(標準設定) | 12919(非常に快適) |
3840×2160(標準品質) | 4287(普通) | |
G-Tune P6-I7G50BK-A (RTX4050) | 1920×1080(標準設定) | 11543(とても快適) |
3840×2160(標準品質) | 4111(普通) |
重量級タイトルのFF15のベンチマーク結果です。4K標準品質で快適、フルHD標準品質で非常に快適というスコアが得られました。
RTX5060と比較しても約20~25%くらいは高いスコアです。VRAMも12GB搭載されているので最新タイトルでもノートにしては適正が高いと言って差し支えないでしょう。これ以上のパフォーマンスが必要ならRTX5080以上のモデルも選択できるっていうのが強すぎますね!
1920×1080 ウルトラ設定/フレーム生成ON | |
RTX5070 | 約100FPS |
RTX5060 | 約80FPS |
モンハンワイルズだと1920×1080 ウルトラ設定/フレーム生成ONで100fpsくらい出ていました。モニターのスペックをフルに生かしきれるほどではありませんが、最新タイトルでもしっかり遊べるという結果を示したのは良いと思います。
RTX5050だとウルトラ設定が厳しく、RTX5060でも割とちゃんと遊べそうな印象でしたが、RTX5070になると余裕が生まれます。将来的なところまで見越して予算に余裕があるならRTX5070以上を選択する意味はありそうですね。
クリエイト性能
RAW現像
モデル | CPU | 時間 |
G Tune H6 | Ryzen 9 8945HX | 2分30秒 |
DAIV S4 | Core i7-13700H | 2分29秒 |
G-Tune P5 | Core i7-13620H | 2分28秒 |
G-Tune E5-165 | Core i7-12700H | 2分48秒 |
DAIV R4(旧) | Core i7-12650H | 2分40秒 |
DAIV 5N | Core i7-11800H | 3分04秒 |
100枚のRAW現像処理時間は2分30秒ほどで、他のCPUとの差はほぼありませんね。もはやCPUが遊んでいるレベルなのかもしれません…写真編集がメイン用途であればCPU性能は少し下げても問題なさそうです。もちろんハイレベルな編集を行う人なら、ハイエンドCPUを選ぶ価値はあります。
動画編集
無料ソフトのResolve使ってミラーレスカメラで撮影した5分程度の4K動画をフルHDで書きだす時間を計測。
モデル | パーツ構成 | 時間 |
G Tune H6 | Ryzen 9 8945HX×RTX5070 | 57秒 |
G-Tune P5 | Core i7-13620H×RTX5060 | 1分47秒 |
G Tune W4 | Core i7-13620H×RTX5050 | 1分33秒 |
DAIV S4 | Core i7-13700H×RTX4060 | 1分24秒 |
G-Tune P5-I7G60WT-B | Core i7-13620H×RTX4060 | 1分32秒 |
G-Tune P6 | Core i7-12650H×RTX4050 | 1分26秒 |
書き出し時間的は57秒と、他のノートパソコンを圧倒しているのが笑えてきます。4K→4Kへの書き出しも2分くらいで完了したのでパフォーマンス面で不満を感じるシーンは少なそうです。
イベント撮影から即動画に・・とか常に納期に迫られているビデオクリエイターさんとか大きな助けになってくれると思います。
G TUNE H6シリーズ 感想/評価
メリット | ・パフォーマンスがめちゃくちゃ高い! ・RTX5070以上のクラスはもはや異次元レベル ・ゲーミング性能が高く最新ゲームも快適 ・ハイエンドGPUとか水冷ユニットとか浪漫ですか? |
デメリット | ・一部作業では性能を持て余す ・価格30万円超えのモデルもある ・購入ハードルはちょっと高め |
G Tune H6シリーズ こんな人におすすめ!
- 性能に妥協したくない人
- 最強クラスのノートパソコンが必要な人
- 配信や動画編集もしたい人
- 本格的な作業を行うプロユースに!
- 価格は高めでもサポート重視の人
マウスコンピューターの「G TUNE H6-A9G70BK-C」は、本格的な性能を備えておりデスクトップパソコンにも負けないほどの処理能力を実現しています。一般ユーザーでは性能を持て余すほどかもしれませんが、常に忙しい現場で作業に追われているクリエイターさん、配信者さんなんかには非常に向いているモデルなんじゃないかと思います。スペック次第で予算もあわせられますし、RTX5080やRTX5090搭載パソコンなんて浪漫も…最強レベルのゲーミングノートPCが欲しい人は是非チェックを!
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