2024年度で「当サイト経由で一番売れたパソコン」が気になったので集計してみました。
BTOパソコンメーカーとしては大手のマウスコンピューターを対象に、ゲーミングPCを扱う「G TuneとNEXTGEARブランドの人気ランキング」を紹介します。もうすぐ狩猟解禁となるゲームもあるので、ある意味最も注目度が高いブランドかもしれませんね。スタンダードモデルを扱う「mouse」ブランド、クリエイター向けの「DAIV」ブランドは長くなってしまうので別で取り扱います。
公式サイトでは「期間限定セール」「割引クーポン対象製品」「アウトレットモデル」「店舗即納モデル」なども行っています。あわせてチェックして下さい。
※公式サイトの内容は変更される場合がございますのでご注意ください
目次
はるふれ ゲーミングパソコン 人気ランキング
ここで扱う内容は、当サイト「はるふれ」経由で売れたパソコンを集計した結果です。公式サイトの人気ランキングとは異なります。
パソコン単体でのレビューも行っていますが、写真やカメラといった題材も多く扱います。ユーザー層としてもクリエイターよりの人たちが多く、今回扱うゲーミングパソコンよりもCPU処理能力を重視する傾向があります。GPU性能についてはある程度落としても大丈夫という層が多いと思ってもらっても大丈夫かもしれません。
ただし全製品のレビューが行えている訳でもありませんし、少なからず偏りは出ます。その辺りのこともご理解いただき、読み進めていただけますと幸いです。とは言え、ユーザーが吟味して購入した結果が反映されているので全く参考にならないということもないはずです。(むしろ参考になるはず…)
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売れ筋の予算は?
パソコンにかける予算を5万円刻みで集計した結果です。パーツも高性能化で値段が上昇傾向ですし、円安の影響もあって予算は多めにみている人が多そうな印象。
G Tune/NEXTGEARの売れ筋を見てみると、Geforce RTX4060~RTX4070あたりのミドル~ミドルハイあたりのGPUが選ばれている印象。20万円を境に下ならRTX4060、超えるならRTX4070シリーズ以上というイメージでしょうか。ノートではCore i9を選択するなど、性能的に妥協せずに選んでいる人が意外と多く見受けられました。こだわりの強いゲーマーならではの判断ということになるでしょう。
- 15万円以下(ライト):26.3%
- 15~20万円(ミドル):18.7%
- 20~25万円(ミドルハイ):22.1%
- 25~30万円(ハイクラス):23,5%
- 30万円以上(ハイエンド):9.5%
ライト層の15万円以下クラスにはRTX2050搭載のノートPC「mouse K5」があり、これが底上げに大きく貢献している背景があります。正直全体の26.3%も確保してくるとは思いませんでした。他の層でも大体20~25%あたりの数字で、うまくバラけているような印象を受けました。30万円を超えるPCを選ぶ人は全体の10%以下ですので、そうした選択をした人はご自身が逸般人であるという自覚をもったほうが良いかもしれませんね(笑)
スペックや特徴に偏りがないということは「今の環境はコレ!」みたいな模範的な回答はなく、ユーザーが自由に「本当に必要なスペック」選んでいる印象です。
中古買取をやっている知人から教えてもらったのですが「コロナ期にハイスペックPCを買ったけど手放す人が多い」みたいなことも耳にします。あの頃は給付金や他に消費の対象がなかったことで高価なゲーミングPCを買ったけど、使ってみるとイメージとちがったなんてこともあったのかもしれませんね…結局PS5の方が良いや…みたいな感じ。
話がそれましたが…今では予算をしっかり決めることで見合った性能が手に入りますし、情報発信もブログやYouTubeを通してされるようになってきています。ある意味ではユーザーにとって幸せというか、買いやすい環境が整っているのかもしれませんね。
G Tune/NEXTGEAR 売れ筋ランキング
ゲーミングブランドのG Tune/NEXTGEARの傾向としては、20万円前後のデスクトップパソコンが圧倒的に人気でした。特にNEXTGEARの勢いがすごくってワンツーフィニッシュを決めています。ちなみに5位圏内にはNEXTGEARのゲーミングノートも入っていますが、G Tune E5が3位入賞となりました。
ちなみに記事執筆時点だと、G Tuneのデスクトップの最安値16万円台からあります。しかしCPUがRyzen 5 4500で少し物足りなかったり、グラフィックの性能が確保できなかったりで20万円から上で選んでね~という印象。Geforce RTX4070SUPER搭載モデルに至っては30万円くらいするってこともあってNEXTGEARが選ばれていますね。そりゃ~ウン万円も安くなるならね仕方ないよね…
第1位 NEXTGEAR JG-A7G7S
第1位に輝いたのは「NEXTGEAR JG-A7G7S」でした。
NEXTGEARはG Tuneの弟分にあたるモデルで、昨年1周年を迎えたばかりの若いブランドです。Ryzen CPUを採用したデスクトップパソコンでコスパを高め、ECと直営店でしか販売しないことでコストカットをつきつめています。マウスコンピューターの中では、性能の割に安価で手に入りますし、冷却性などの面でもしっかりしているのが後発組の有利な点でしょうか。
NEXTGEAR JG-A7G7Sという型番には、同じだけどスペックが異なるモデル(Ryzen 7 5700X/Ryzen 7 7700X/Ryzen 7 7800X3Dなど)が存在します。実は当初の予想では、Ryzen 7 5700X搭載モデルが選ばれているように思っていました。なぜなら1周年記念モデルが販売されるなどメーカー的にも推している印象があったからです。実際ふたを開けてみたら、当サイト経由で一番売れたのがRyzen 7 7700X×Geforce RTX4070SUPERという組み合わせです。
今でこそRyzen 9000番台が登場していますが、ゲーマーとしてはワンランク上の快適性を目指したということでしょうか。ちょっと意外な結果でしたが、2位とは倍近い開きがあったので見事と言うしかありません。
第2位 NEXTGEAR JG-A7G6T
第2位は「NEXTGEAR JG-A7G6T」でした。
先に登場したモデルの弟分的存在で、GPUがミドルクラスで人気のGeforce RTX4060Tiになっています。Ryzen 7 5700Xとの組み合わせで、価格も20万円いかないくらいです。コスパ的にも光るものがあるので、個人的にはコッチが1位でもおかしくないと思ったくらいです。
このモデルに関しては(1位のモデルも)、普通にサイトに行くだけでは表示されない「シークレットモデル」が存在します。販路をしぼることで、限定的なユーザーにだけ表示されます。一般的なモデルよりも限定的(数を絞れる)ので、よりお得な構成を目指せるということでしょう。詳しく解説しているページもあるので是非参考にして下さい。
第3位 G Tune E5
第3位は「G Tune E5」でした。
このモデルは、15.3型WQXGA(180Hz/240Hz)モニターを採用したゲーミングノートです。スペックちがいでラインナップされているので、理想のモデルをチョイスできるのがポイントです。CPUにはCore i7-13620H、Core i7-13650HX、Core i9-14900HX、GPUはGeforce RTX4050、RTX4060、RTX4070が選べます。
個人的には「ゲーミングノートの理想形じゃん」って思ってしまうほど完成度が高く、G Tuneの「20周年記念モデル」は15万円台から購入できるとあってコスパ面も優秀でした。一方でCore i9搭載モデルを選ぶ人も多くいたので、幅広いユーザーに指示された結果が3位をもたらしたと言えるでしょう。
同型複数のラインナップがあるということは、多少スペックの差こそあれ「上位モデルの良い所が下位モデルにも下りてきている」ということです。キーボード周りの質感も良かったし、高解像モニターで作業性も良い。ゲームだけじゃなくて動画編集をはじめクリエイト系の作業にも強かったですね。ゲームの実況配信とかもコレ1台で楽しめて、本当に懐の深いモデルだと感じました。
まとめ
ゲーミングパソコンを販売するG Tune/NEXTGEARブランドでは「性能をしっかり求める」傾向が強いように感じました。性能を確保しやすいデスクトップが選ばれているのもそうでしょうし、ノートにいたっても性能面、品質面で妥協していないG Tune E5が選ばれているのもそうだと思います。やはりゲーマーらしい特徴が表れた結果になたんじゃないでしょうか。
以上、ゲーミングパソコンを扱う「G Tune/NEXTGEARブランドで一番よく売れたパソコン」の紹介でした。
公式サイトでは「期間限定セール」「割引クーポン対象製品」「アウトレットモデル」「店舗即納モデル」なども行っています。あわせてチェックして下さい。