レノボのスタンダードノートパソコン「IdeaPad Slim 3 Gen 8」をレビューします。(機材貸出元:Lenovo)
15.6型フルHDのノートパソコンで、CPUにはAMD Ryzen7000シリーズを搭載しているので性能も十分。記事執筆時点だと公式サイトで決算セール第1段が開催中されており、Ryzen 5 7530U搭載モデルが6万6880円~、Ryzen 7 7730U搭載モデルが7万4800円~に加えポイントがもらえます。16GBメモリ、512GB SSD搭載と余裕がある構成なのでコストパフォーマンスはかなり高めです!
目次
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8 特徴・スペック
CPU | Ryzen™ 3 7330U Ryzen™ 5 7530U Ryzen™ 7 7730U |
GPU | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
画面 | 15.6型FHD,IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz |
価格 | 59,840~ 66,880~ 74,800~ (ポイント10倍+Amazonギフト&ポイント最大100%還元) |
リンク | 販売ページへ |
15.6型フルHDモニターを搭載したスタンダードパソコンです。今回はRyzen 5を搭載したミドルクラスモデル(型番:82XM00FCJP)をお借りしています。
Ryzen 7搭載モデルは今回紹介する数字より上だと思ってもらえれば基本的にOK!価格もそれほど変わらないので余裕があれば上位モデルを選んでも良いかもしれません。Ryzen3は避けたほうが無難かな…
YouTube/動画レビュー
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Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8 レビュー
本体/外観
サイズは359.3x17.9x235 mm、重量は約1.62kgです。薄型軽量デザインなので持ち歩きにも良いかもしれません。
ロゴは控えめでカラーは落ち着きのあるアークティックグレーです。実物はやや青みがかっていてキレイです。無難なデザインなのでどこで使っても違和感を与えることはないはずでしょう。
樹脂感満載で外観はややチープさを感じるものの、Dolby Audio対応のステレオスピーカー(1.5W×2)を搭載しているので意外と高音質だったりします。必要なところにちゃんとコストをかけているのも好印象。
付属品・ACアダプター
65W電源ケーブルが付属しています。Smart Power機能によりパフォーマンス、バッテリーライフ、熱効率を最大化。USB Type-CがPowerdelivery対応なので充電器もそういったタイプにしてほしかったかも?ですね。
キーボード
日本語キーボード+テンキーを採用しています。一部キーが小さいので使いづらさを感じるシーンはあるかもしれませんが慣れれば普通に使えるはずです。打鍵感もいたって普通ですが指のおさまりは良いように感じます。ちょっと心配したけどちゃんとバックライトも搭載している…すごい。
15.6型モニター搭載
15.6型フルHD液晶 (1920 x 1080/60Hz)を搭載しているスタンダードノートパソコンです。一応 IPSパネルだそうですが45%NTSCと色域は広くありませんし、見た目にも若干暗いような印象を受けます。普段使いなら問題ありませんが、編集作業を行うつもりなら違うモデルを選んだほうが良いかもしれません。
インターフェース
インターフェースもしっかり確保されているので利便性も高そうです。特にSDカードスロットが搭載されていたり、USB Type-Cが映像出力PDに対応している点は大きいです。
日常使いできるパソコンとして、ビジネス用、持ち出し用として費用を抑えながら更新を狙っている人は是非検討ください。
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8 性能チェック
CPU性能
モデル | CPU | PASSMARKスコア |
IdeaPad Slim 3 Gen 8 | Ryzen 7 7730U | 18675 |
Ryzen 5 7530U | 16117 | |
Ryzen 3 7330U | 11011 | |
DAIV Z4 | Core i7-1360P | 19727 |
DAIV 4P | Core i7-1260P | 17203 |
DAIV 5P | Core i7-10750H | 12728 |
CPUはAMD Ryzen7000番台を搭載しているので、パフォーマンスもそこそこ高いです。普段使いやオフィスワークならもちろん快適に行えますし、軽めの画像編集作業なんかも楽しめます。
Ryzen 7 7730Uを搭載したモデルのほうがパフォーマンスが約15%ほど高いので長く使えそうですね。少しでも安く買いたいならRyzen 5を選択するのも有りです。Ryzen3は性能面で劣るので避けるほうが無難でしょう。
RAW現像
実行速度をテストするために100枚のRAW現像にかかった時間を計測しました。
モデル | CPU | 時間 |
IdeaPad Slim 3 Gen 8 | Ryzen 5 7530U | 3分26秒 |
DAIV Z4 | Core i7-1360P | 2分29秒 |
DAIV 4P | Core i7-1260P | 3分11秒 |
DAIV 5P | Core i7-10750H | 4分12秒 |
処理にかかった時間は3分26秒でした。そこそこの処理能力といった感じで処理自体は問題なく行えました。ただ性能は問題ないのですが色域がどうしても狭いので趣味の写真編集用でもあんまりおすすめはできません。普通にエンタメ視聴とかは問題ないんですけどね…
GPU性能
R5 7530U
i7-1360P
モデル | 設定 | 結果 |
IdeaPad Slim 3 Gen 8 (Radeon Graphics) | 1280×720(軽量品質) | 3235(普通) |
DAIV Z4 (Iris Xe/1360P) | 1280×720(軽量品質) | 3845(普通) |
DAIV 4P (Iris Xe/1260P) | 1280×720(軽量品質) | 4029(普通) |
mouse K5 (MX550) | 1920×1080(標準設定) | 3630(普通) |
DAIV 5P (GTX1650Ti) | 1920×1080(標準設定) | 3773(普通) |
専用グラフィック搭載モデルはないため、本格的なゲームプレイは難しいです。ただし激重のFF15でもHD軽量設定で普通という結果は出ましたのでで、よほど設定を落とすかもともと軽いゲーム(マイクラとか)なら息抜きで遊べるでしょう。
ただしゲームをしっかり遊ぶつもりなら専用グラフィック搭載モデルを選択するほうが幸せになれるはずです。ゲーム目的での購入については非推奨。
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8は高コスパ!
レノボの「IdeaPad Slim 3 Gen 8」をレビューしてきました。
意外と高めの性能でキビキビと動作していたのは好印象。外観のチープさや液晶モニター品質などは多少気になるもののお値段を考えたら仕方ないかなという印象。むしろこの価格でCPU性能、メモリ+ストレージ容量をしっかり確保できるのは高コスパだと思います。音質もそれなりに良いですしね。難しいことはやらないからお得にパソコンを更新したいといったような人には最適だと思いますよ!
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