Lightning-G AF7XW Ryzen7 7800X3D搭載レビュー！最高クラスのゲーミング性能でコスパも良し

ドスパラで取り扱いのある「Lightning-G AF7XW Ryzen7 7800X3D搭載」をレビューします。（機材貸出元：株式会社サードウェーブ）

最強ゲーミング性能と言っても過言ではないAMD Ryzen 7 7800X3Dを搭載したパソコンです。GPUはGeforce RTX4070で高いゲーミング性能を持っていますが、一応一般向けモデルとして販売されています。サイドクリアパネル、水冷CPUクーラー、RGBファンなども搭載できて、白くておしゃれ…今をトキメク機能満載で価格も25万円台と良心的です。

ゲーミング性能は欲しいけど安く買いたい。個性がないのもイヤだけど人と被るのもなんかイヤというワガママを叶えてくれるモデルです(笑)

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THIRDWAVE-Gシリーズ特徴・スペック

ドスパラが販売しているパソコンと言えば「GALLERIA」を思い浮かべる人も多いと思いますが、最近では一般向けモデルにも力を入れており「THIRDWAVE-Gシリーズ」としてGPU搭載モデルが販売されています。

一般向けモデルと言えばGPU非搭載モデルが普通ですが、そこは長年ゲーミングブランドを続けてきたノウハウを生かした形でしょうか。「ゲームも遊べてコスパも優秀」というブランドを立ち上げた形になります。最安モデルはRyzen 5 4500×Geforce RTX3050で9万円台（Lightning-G AT5W Ryzen5 4500搭載 メモリ8GB搭載モデル）とリーズナブル！他にも15万円前後のモデルから30万円クラスまで幅広いラインナップが用意されています。

GPU非搭載モデルを「ゲーミング」として販売するようなメーカーにも見ならってほしいくらいですね。

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YouTubeレビュー

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THIRDWAVE-Gシリーズ ラインナップ

今回紹介する「Lightning-G AF7XW」は、CPUにゲーミング向けのRyzen 7 7800X3Dを採用しているモデルです。シリーズの中では上から二番目くらいの高性能なパソコンです。最高峰に陣取るのがGeForce RTX 4070 SUPERですので、よりゲーミング性能を求める人にも選ばれそう。

価格は約25万円で、Ryzen 7 7800X3D×Geforce RTX4070クラスと考えると市場でも最安クラスです。普通に30万円近くしてたっておかしくありませんし、水冷クーラーなどを搭載している点を考えてもコスパはかなり優秀だと思います。

ちなみにRyzen CPUを搭載したモデルが「Lightning-Gシリーズ」、インテルCPUを採用したモデルが「Magnate-Gシリーズ」として販売されているみたい。インテルCPUがCore i5までに留まっているところあたりがコスパ重視のシリーズって印象を受けますね。

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Lightning-G AF7XW 外観チェック

GALLERIAよりも一回りコンパクトなケースで直線を生かしたデザインになっています。コストを抑えつつもホワイトモデルを投入してくれるあたりが市場のニーズをしっかりキャッチしている感じがしますね。

上部に電源ボタンやよく使うUSB類を装備していますが、Type-Cなどの高性能なインターフェースはありません。マウスやキーボードを使う場合は問題ないけどデータ転送とかはちょっと苦手。この辺りにコストカットが出て来てる印象。

フラットな天面なので周辺機器のちょい置きもできそう。防塵フィルターもしっかり装備されています。（底面にもあり）

RGB対応の水冷CPUクーラー (240mmラジエーター)も搭載しているので冷却性もかなり期待できます！もともとRyzen 7 7800X3Dもそこまで高熱になるイメージはありませんが動作音が静かだったのも良かったです。長時間作業（ゲーム？）をする人にとっても結構大事なポイントになるかと思います。

ケースにはフロントパネル側に最大2個、リアに1個、トップに2個、最大5個のケースファンを取付可能です。水冷CPUクーラー搭載時はフロント×2、リア×1（3個）のカスタマイズのみ選択可能。このクラスなら冷却面は十分と言えるんじゃないでしょうか。

標準だとブルーですが、有料カスタマイズでレッド、イエロー、マゼンダ、グリーン、オレンジが選択できます。この辺もボタン1つで変更できるようになっていれば嬉しかったですがコストを限界までカットしているので仕方がありません。画像では12cm ARGBライティング対応ファン（+¥3000）、ホワイトヒートシンクARGB対応メモリ（+¥4000）のカスタマイズを行っています。

Lightning-G AF7XW 性能チェック

CPU性能：Ryzen 7 7800X3D

8コア16スレッドのRyzen CPUを採用しています。 3D V-cacheにより高いゲーミング性能を発揮してくれるのがポイント。参考までに他モデルと比較した例をご覧ください。（PASSMARKの公開スコアを掲載）

Ryzen 7 7800X3Dのスコアは34525で、Ryzen 5 4500の2倍以上のスコアになっています。これだけでも最安クラスとは快適性が段違いというのは伝わるでしょう。（お値段も倍だけど…）

ちなみにインテル第13世代Core i7-14700と比較すると約75％程度のスコアです。動画編集や画像編集などのクリエイティブ作業を想定している人にはちょっと物足りないってこともありそう。特にマルチスレッド性能はそこそこ止まりなので、あくまでもゲーミングに特化したモデルという印象を受けます。

GPU性能：Geforce RTX4070

こちらは各GPUでFF15のベンチを回した結果です。 GeForce RTX 4070はさすがのスコアで4K標準設定でもとても快適という結果を得られました。

Core i7-13700F×GeForce RTX 4070を搭載しているraytrek 4CXFと比較すると、4Kでは大差はありませんがフルHD領域では約15％くらい高いスコアをマークしています。余裕のある領域ではRyzen 7 7800X3Dが生きた結果ということになるでしょうか。フルHDならGeforce RTX4070SUPERに届きそうな勢いです。

ゲームならしっかりとした結果を残せる印象ですね。

クリエイト性能

RAW現像

実行速度をチェックするため100枚のRAWデータの変換にかかった時間を計測しました。Ryzen 7 7800X3Dは2分15秒で処理を完了しています。インテルの最新世代Core i7-14700の方が処理は速いですが、その差は15秒ほどですから体感的な快適性は変わりません。

下位モデルに搭載されているRyzen 5 4500は、3分50秒ということで性能的にはかなり物足りない印象。ある程度しっかりと作業に取り組みたいのであれば、Ryzen 7 5700X以上を選ぶほうが無難でしょう。

動画編集

Resolveを使って動画編集のテストを行った参考データです。ミラーレスカメラで撮影した5分程度の4Kデータをレンダリング（フルHD）の時間を測定しています。

動画編集も快適に行える性能なのですが、ちょっと時間がかかってしまっています。

Lightning-G AF7XW メリット・デメリット

最高クラスのゲーミング性能を誇るということで、色々触っていても確かにその通りだなという印象を受けました。ゲームのスコアも伸びやすく、用途が限定されているなら非常に良い買い物になると思います。

一方で写真や動画編集といった作業も行うならRyzen 7 7800X3Dじゃなくても良いような気もしています。特に動画編集などを頻繁に行うならインテルCore i7を選びたいところですが、ラインナップには存在しません。あくまでもゲーミング特化モデルといったイメージです。

Lightning-G AF7XWをおすすめしたい人

• おしゃれなゲーミングPCが欲しい人！
• Ryzen 7 7800X3Dにロマンを感じる人
• 静音性を重視する人
• コスパの良いPCを探している人

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Lightning-G AF7XW Ryzen7 7800X3D搭載をレビューしました。

CPUは高いゲーミング性能をもっているので、GPUの性能を限界近くまで引き出せていると感じます。ただし他の用途やベンチマーク結果では、いまいち健闘しきれないこともあってクリエイティブ領域ではやや脆さを感じます。ケースはシンプルながら使い勝手も良く、動作も静かだったのは非常に良いです。高いゲーミング性能をもったパソコンをコスパ重視で選びたいというのであれば結構おすすめです！

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