FUJIFILMのX-E4で使いたいおすすめのレンズを紹介します。
XシリーズのカメラでもひときわコンパクトなX-E4!フルフラットなレンジファインダースタイルとあって、他のカメラとは別枠のレンズ選択が必要になりそうです。
この記事では、コンパクトもしくは1本で色々なことができるレンズを中心にラインナップしてみました。
富士フイルムのレンズをほぼ所有して使ったことがある筆者が、独断と偏見と富士愛にまみれて決めたいと思います(笑)それではどうぞ!
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目次
FUJIFILM X-E4 おすすめレンズ
X-E4は26MPのX-TransCMOS 4とX-Processor 4ミラーレスカメラです。富士フイルムでは最新のシステムを採用しており、コンパクトながらフラッグシップと同等の絵を得られるカメラとなっています。
無駄を徹底的に廃し、背面コマンドダイヤルやフロント部のAF切り替えレバーも無くしてしまいました。一見「より簡単な操作」を実現しているように見えて、カメラの機能を熟知していないと使いこなすのは難しいのかな?とも思います。そういう意味では、カメラ初心者から上級者まで幅広いユーザーが楽しめるカメラになっているとも言えます。
決して万人受けするカメラではないかもしれませんが、その尖った思想は深くユーザーの心を打つんじゃないでしょうか?
富士フイルム X-E4におすすめのレンズ!
一口におすすめのレンズと言っても、撮りたい被写体や撮影スタイルは千差万別。X-E4にはボディ内手ブレ補正機構もありませんし、フラットかつコンパクトなボディは大型のレンズにはマッチしにくいのかもしれません。そういう背景を踏まえてレンズを選んで行きたいと思います。
参考までにX-E4とレンズキットの価格をAmazonで調べてみました。
X-E4ボディー:9.9万円
XC-15-45mmレンズキット:11万円
用意されているのは、ボディのみ、電動ズームのXC15-45mmレンズキットの2つです。これから富士フイルムのシステムを導入するなら、とりあえず1万円プラスしてレンズキットを購入するのもありかもしれません。
XF35mm F1.4 R
富士フイルムのレンズならXF35mmF1.4 Rで決まり!
AFは優秀とまでは言えませんが、そのとろけるようなボケを一度味わってしまうと他のレンズでは満足できない体にされてしまいます(笑)
X-E4に取り付けてもバランスを崩すことはありませんし、ズームレンズの予備にカバンに忍ばせても負担は小さいです。明るさやフットワークが必要となるシーンで取り出すのも良し、付けっぱなしにしてしまうのも有りな万能レンズです。
香港に旅行に行った際には、X-Pro2+XF35mmF1.4 Rでした。この組み合わせで異国の地でカメラを構える・・・それだけで幸せになれました。
この子と、もう一本お気に入りの単焦点レンズを手持ちに加えてやれば楽しい写真ライフをおくれるはずです!
XF60mm F2.4 R
僕がXF35mm F1.4 Rの相棒に選ぶなら、マクロレンズのXF60mm F2.4 Rで決まりです。
旧モデルのX-E3を使っていた時には、よくこのセットで撮影に出かけました。小さなカバンで事足りるので「撮影するぞ!」と気負い過ぎずに表に出れるのが最高。
ハーフマクロなのでもう一歩追い込みたいシーンもありますが、それでも常に持ち歩ける軽さとサイズはアドバンテージになります。
富士フイルムのシステムの中でも最高峰の解像度を誇る。画質×軽さ×マクロを実現しているのはこのレンズだけ。
XF35mm F1.4 Rと保険にもう1本ズームレンズがあれば、システムを完結しても良いレベル。
XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRは、フルサイズ換算で27-206mm相当の焦点距離をカバーします。5段分の手振れ補正効果があるので、X-E4の足りない部分を補完することができるのも嬉しい。しかも防塵防滴なので天候を選ばないのもメリットが大きいです。
幅広い焦点距離をカバーするので、被写体を見つけてすぐに構図を作れるのはズームレンズならでは。このシーンも単焦点レンズではきっと残せなかったでしょう。
個人的にはアウトフォーカス部の柔らかい表現が気に入っています。風景、スナップ、スポーツ、ポートレートと幅広くこなせるレンズが欲しいならXF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRを手持ちに加えるのがおすすめ!
XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
XF18-55mmF2.8-4 R LM OISは、絞りがF2.8からスタートしているので標準ズームレンズとしては優秀。富士フイルムのズームレンズの中でもコンパクトですし、持ち出しやすさではトップクラスでしょう。
XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRでは大きいという人にはコッチがおすすめ!
XF18mmF2 R
富士フイルムのパンケーキレンズの決定版と言えば、個人的にXF18mmF2 Rで決まりです。
X-E4と同時に発表されたXF27mm F2.8 R WRをチョイスするのもありですが、XF18mm F2 Rのほうが開放F値が明るく、最短0.18mの近接撮影が可能。このわずかな差が使い勝手に大きく左右していて、フードのかっこよさと合わせて軍配が上がるかなと感じています。
腰位置にもってきて、ノーファインダーでのスナップも面白い。結果を追い求めすぎずに、シャッターを切る喜びみたいなものを感じられるレンズです。
多くのスマートフォンに採用されている画角に近く、自然な感覚でスナップショットが可能。撮りたい対象に威圧感を与えることもありません。ステルス性の高いX-E4と相性抜群なことは間違いありません!
XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR
X-E4と同時発表のXF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WRも組み合わせて使ってみたいところです。もちろん購入予定なので手元に届き次第レビューしたいと思います。お楽しみに!
XF55-200の作例
XF55-200の写りも上々ですが「もう少し焦点距離が欲しい」と思うシーンもしばしば。X-E4と組み合わせるには大きいレンズですが、グリップやサムレストをつけることで違和感なく使えるそうです。
まとめ
▶【カメラのキタムラ】FUJIFILM X-E4をチェックする
ボディ内手ブレ補正機構をもたないX-E4には、手ブレ補正搭載のズームレンズ+コンパクトな単焦点レンズ(2本くらい)の手持ちで完結させたいイメージです。せっかくの小型カメラなのでガチャガチャとたくさんの装備で重たくする必要もないですよね。
富士フイルムのレンズラインナップは充実していますので、ここで紹介しなかったレンズにも魅力的なものがあります。ぜひ「自分ならこうするなー」ってイメージを膨らませて、好みや撮影スタイルに適したレンズ選びをしてください!悩んでいる時間も楽しいですもんね(笑)
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