アークテリクスの「スカイラインシャツ」(Skyline SS Shirt/Melange)をレビューします。
気温が上がってジメジメしてくると、サッパリとした着心地を求めたくなるもの。スカイラインシャツは通気性がよく速乾性にも優れているので、暑い日に着ても快適ですし洗ってもシワになりにくいのが特徴です。
同シリーズスカイラインメランジシャツも同時購入しましたので、気づいたことや感想なんかをお届けしたいと思います。
目次
アークテリクスとは?
「地球上にある最高の素材、最高の技術、革新的なデザインで製品を作る」ことをコンセプトとして掲げる、ARC’TERYX(アークテリクス)は、カナダ生まれのアウトドアブランドです。
その優れたデザイン性と、防水性や透湿性、防風性などの高機能性は、登山愛好家だけならず広く愛されています。ロゴには始祖鳥があしらわれており、街に出かけると見かけない日はないほどの人気ぶり。感度の高い人なら一度は目にしたことがあるはずです。
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt/Melange)レビュー
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)は、軽くてサラっとした着心地が特徴のアイテムです。
スカイラインシャツのカラーは、Black、Black Sapphire(ネイビー)、Canvasの3色展開。メランジシャツの方が、Cocoon Heather(明るいベージュ)、Forage Heather(カーキ)、White Light(白)の3色展開になります。
スカイラインシャツの色味は、最近のアークテリクスの傾向といった感じで、メランジシャツは新色を取り入れて明るいイメージを演出しているように感じます。特にホワイト系のカラーはこれまでにもあまりなかったため、とても人気があるのだとか。
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)特徴
都会の夏では、涼しくてドレスコードにもふさわしい半袖シャツが必要です。軽量で通気性と速乾性に優れたスカイラインは、透湿性と涼感の維持をスタイリッシュに実現。伸縮性と立体構造デザインにより、フィット感と動きやすさを実現しました。スマートフォンやパスポートを収納できる胸元のジップポケット、比翼仕立てのスナップフロント、リサイクルポリエステルを100%使用した柔らかなディエム素材が、個性あふれるスタイルを演出しています。100%リサイクルポリエステルでアップデート。※出典:アークテリクス
モデル名 | Skyline SS Shirt |
素材 | リサイクルポリエステル |
タイプ | シャツ/タウンユース |
機能 | 伸縮、通気性、速乾性、UPFレーティング(日焼け防止) |
重さ | 110g |
価格 | ¥11,000 |
環境に優しいリサイクル100%ポリエステルを使用した、高機能がウリのシャツになっています。「軽い」「やわらかい」「すぐに乾く」という特徴を持っているので、かしこまらずに着れるカジュアルさが気持ち良いです。
ジメジメした環境でもサラっと着られますし、洗ってもすぐ乾き、シワにもほとんどなりません。着心地の良さだけでなく、取り扱いの楽さからもヘビーローテーション間違いなしのシャツになっています。試着してあまりに気持ちよかったので、勢い余って2着購入してしまいました。たぶん夏はこればっかり着てると思うんだ。
スカイラインメランジシャツとのちがい
カーキがメランジ
メランジというのは「ごちゃまぜ」という意味からきた言葉で、2色以上をミックスしていることをさします。その利点としては立体感が生まれることや、単純にオシャレ感が増すことにあります。
スカイラインメランジシャツは確かに織りになっているような感じで、触ると繊維感が強いように感じます。逆に通常(黒)のスカイラインシャツは、サラサラとした触感になっています。
ただし、比較したらわかる程度で「そんな気がする」といったレベルです。店頭で対応してくれたスタッフの方も、ちがいについては「うーん…」という感じでした。つまりほぼ違いはありませんので、この記事では同様のアイテムとして紹介させていただきます。
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)デザイン
生地
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)はソフトで軽量(110g)に仕上がっています。レーヨンのような柔らかさがあり、伸縮性にも優れた素材が使われています。
シャツというアイテム柄「着ている」という感覚は強くなりがちですが、この子にはそれがありません。誤解を恐れずに言えば「まるで着ていないような感覚」でもあり、服にしばられている感覚は全くありません。つっぱりゼロです。オールフリー。たぶん着たまま寝られる(笑)
それでいてカジュアル過ぎることもないので、ちょっとしたフォーマルな場でも着ていけそうなスタイリッシュさがあります。
襟・ボタンまわり
第一ボタンのみ表に出ており、シャツらしいデザインに仕上がっています。これが旧モデルはすべて隠れていたので、今回の改善はありだと思います。
デザインはシンプルで飽きのこなさそうなデザインですよね。スナップボタンはすぐに着脱できるのもメリットで、隠しているところもさり気なさを感じます。
ポケット
ポケットはギリギリiPhone 12が入るサイズです。切符とか小銭とか入れるのにちょうど良さそうな感じですね。重たいモノを入れるのには向いてないかも!
肩・袖口
従来モデルは、背中上部(襟下)あたりにロゴがありましたが現行モデルは廃止されました。
ちょっとネックだったのがサイズをあげても袖回りのボリュームが出なかったことです。あえて大き目のサイズを購入しましたが、最近のトレンド(オーバーサイズ)にもっていきにくい感じはしました。逆に長袖を購入したい人は、袖がかなーり長めの作りになっているので、肩まわりとあわせて注意して選んでください。
裾・腰回り
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)は、リラックスフィットでタイトすぎない作りです。無駄のないデザインなので、スッキリとした印象を与えてくれます。
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)サイズ感・コーデ
身長168cmでLサイズを購入しました。通常アークテリクスではSサイズを購入するのですが、ゆったりと着たかったのでこのサイズにしました。
アウトドアや登山で使う場合だと体にフィットさせたいところでしょうが、タウンユースならこれくらいでもいいかと思いました。デニムだけでなく、ゆるいジョガーパンツなんかとも相性が良さそうです。
着心地が抜群に良く、無駄にサワサワ、すべすべしたくなってしまいます(笑)
Forage Heather(カーキ)も落ち着いた感じですし、ミリタリー色は定番感もありますよね。流行り廃れのないカラーリングをついつい選んでしまいます。
ポージングに慣れなさすぎてお笑い芸人みたいなポーズになってしまった…いや、通販か?それとも〇〇ざんまいの人か(笑)
ペラペラの生地なので、当然ながら保温力はありません。エアコンが効きすぎた環境なんかでは、アクロープルジャケットのようなナイロンジャケットがあると安心かもしれませんね。
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)のデメリット
- シャツにしては高い…?
- サイズアップしても袖は変わらない
スカイラインシャツはスッキリとしたデザインで高級感がありますが、お値段も1万円オーバー。シャツとしては結構する方かもしれません…僕はこのシャツを購入してから、機能性シャツやアロハなど数点を処分しました。それらの役割は、この2枚でこなせると思ったからです。今後シャツを頻繁に買い替える必要も出てこないので、そういう意味では悪くないかなと感じています。
そして元々がアウトドアブランドですので、タウンユース(流行)向けになっていないのは気になります。いくらサイズアップしても袖のボリュームが出なかったのは残念でした。逆を言えば流行に左右されずに着続けられるということでもあるんですけどね。。
まとめ:スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)はヘビロテ確定!
スカイラインシャツ(Skyline SS Shirt)は、着心地と扱いやすさからヘビロテ確定のアイテムです。
サラサラとしながらも、モチっと柔らかい生地感で、とにかく着ていて気持ち良いのは一番に伝えたいところです。洗ってもシワにもなりにくいですし、すぐ乾くから着たい時に着られるのもポイント。所有しているシャツ達をクローゼットから追いやるくらいには破壊力があるアイテムです(笑)
ぜひ検討時の参考にしてくださいね。