※2023年4月11日より新筐体を採用した「DAIV FXシリーズ」へと変更になりました。
マウスコンピューターからクリエイト向けのデスクトップパソコン「DAIV Z3」が発売されました。
第12世代Core i5-12400Fと専用グラフィックにGeForce GTX1650（GDDR6版）を搭載。OSにWindows 11 Home 64ビットを採用し、価格も抑えめになっているのが特徴です。メモリは16GB、SSD＋HDDのデュアルスロットと人気の構成になっています。
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目次
DAIV Z3シリーズ 特徴・スペックなど
| CPU | Core i5-12400F |
| GPU | GeForce GTX 1650 (GDDR6版) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 512GB SSD + 1TB HDD |
| 電源 | 500W【80PLUS BRONZE】 |
| 価格 | 159,800 |
| リンク | マウスコンピューター |
CPUはインテル Core i5-12400Fで、従来のCore i7に匹敵するほどの処理能力をもっています。専用グラフィックもしっかりと搭載されているので、RAW現像や動画編集、息抜きにゲームなどにも使えます。これまでクリエイト向けのパソコンは処理能力を優先したことが原因で価格も上がり気味でした。一般ユーザーにとってはそこまで処理能力を必要としないケースもあり、こうしたモデルの登場は望まれていたところでしょう。
DAIV Z3シリーズのラインナップ
| モデル名 | 構成 | 価格 |
| DAIV Z3-B | Office搭載モデル | 187,300 |
| DAIV Z3 （プレミアムモデル） | Core i7-12700F/GTX1650/32GB/512GB SSD/1TB HDD | 199,800 |
| DAIV Z3-B （プレミアムモデル） | Core i7＋Office搭載モデル | 227,300 |
DAIV Z3シリーズのラインナップは複数存在しています。標準モデルに、Officeを搭載したモデル、Core i7を搭載したモデル、OfficeとCore i7を搭載したモデルの4つが存在します。
Core i7-12700F搭載モデルは、CPUだけでなくメモリも強化されているのがポイントですね。ただしスペックから見るとやや割高かもしれません。しばらく様子を見ることで「期間限定のセール品」に入ってくる可能性もあるかもしれません。確証は全くありませんが標準構成で15万円切るのも夢じゃないかもしれません。
最前線で活躍するクリエイターの意見を反映させて設計されたシャーシを採用。デスクトップパソコンらしい高い処理能力やカスタマイズ性を備えています。
全体的にマットなアルミパーツを採用しており、質感がとても良いです。デザインも無骨でカッコいいですよね！
インターフェース類も充実しており、フロント側にはSDカードリーダーも装備できます。（オプション品）
効率よく内部の熱を逃がすように設計されたエアフロー。吸気口にはホコリの侵入を防ぐメッシュフィルターを装備しています。水洗いで簡単に洗い流せるのでコンディションの良い状態でパソコンを利用可能。
電源ボタンは着火スイッチのようになっています。
DAIVの特徴でもある、ハンドルとキャスターももちろん標準装備。背面へのアクセスが容易になるほか、スタジオ内の移動などをサポートします。
性能・ベンチマークスコア
RAW現像・動画編集も楽しめる
| CPU | スコア |
| Core i7-12700F | 32253 |
| Core i5-12400F | 19729 |
| Core i3-12100F | 14442 |
| Core i7-11700F | 21383 |
| Core i5-11400F | 17211 |
| Ryzen 7 3700X | 22733 |
| Ryzen 5 3600 | 17825 |
Core i5-12400Fは、CPU内臓のグラフィック機能を省いていますが性能面は無印と同等です。従来のCore i5-11400Fから約15％性能がアップしており、順当な進化を感じられます。なんならCore i7-11700Fに迫る勢い。
20000近いスコアが出ていることからも「Core i5だから…」と侮れない性能になっています。
趣味でのRAW現像や動画編集などを快適に行うことが可能です。もちろん一般用途、Web閲覧、動画視聴、オフィス系アプリなんかは余裕で動きます。
ゲームもカジュアルに楽しめる性能
| モデル（GPU） | 設定 | スコア |
| DAIV Z3 （GTX1650 GDDR6版） | 1920×1080（標準品質） | 5687（やや快適） |
| DAIV A5（旧） （GTX1650S） | 1920×1080（標準品質） | 6838（快適） |
| 機種不明 （GTX1060） | 1920×1080（標準品質） | 5800（やや快適） |
| G-Tune PM-B （GTX1660S） | 1920×1080（標準品質） | 8500（快適） |
| DAIV Z7 （RTX3060） | 1920×1080（標準品質） | 11522（とても快適） |
| 3840×2160（標準品質） | 4274（普通） |
GTX1650 GDDR6版なら、フルHDゲーミングは設定次第で快適に動作します。ライトユーザーに高い人気を誇ったGeForce GTX1060に近い性能と考えると悪くありません。
ただしゲーマーを納得させるだけの性能はないので、ゲームをしっかり遊びたいならRTX3060以上を狙いましょう。特に配信まで考えている人は妥協すべきではありません。
入門用として最適なクリエイトPC
高性能なクリエイター向けパソコンは、20万円前後の製品が中心でした。初心者やこれから勉強しようと思っている人には、導入ハードルが高くなっていました。そんな中で、15万円台の「DAIV Z3」が登場してきたのは魅力的だと言えるでしょう。
イラスト、RAW現像、DTP、動画編集、ゲームなど、カジュアルに楽しめる性能を控えめの価格で手に入れるチャンス到来です！カッコよさ、存在感にもこだわりたいクリエイターさんにおすすめですよ。
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