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【超便利】モバイルモニターを買った感想!おすすめ製品をまとめて紹介

今回は「モバイルモニター」について解説していきます。

「ノートパソコンの小さな画面が見辛い」「モバイル環境でデュアルディスプレイ環境を構築したい」「ゲームを大画面で遊びたい」「デスクトップのディスプレイは大きすぎて置けない」・・・そんな問題をフレキシブルに、しかもコスパ良く解決してくれる存在がモバイルモニターです!

実際に僕が購入した製品や、選ぶ時に注意したこと、感想などをまとめてレビューしていきます。個人的におすすめだなと思うものもピックアップして紹介しています。それではどうぞ!

 

モバイルモニターの特徴

モバイルモニターとは、その名の通り持ち運びができるモニターになります。

サイズが小さいので、持ち運びながらパソコンとつないでデュアルディスプレイ環境を構築したり、プレゼン用の画面を出力したりできます。スマホや携帯用ゲームなどの画面を大きく映し出すことも可能なので、迫力のある映像を楽しめるという点もポイントです。

サイズは10インチを切るような小型のものから、ハイエンドノートパソコンに採用されているような17型を超えるようなサイズまであるのも特徴。また、タッチパネル式や、バッテリーを内蔵しているような製品もあり、ユーザーのニーズに合わせて柔軟に選べるというところが嬉しいです。

ノートパソコンを買ったけどモニターがなんとなく気に入らない、もう少し色域の広いモニターで写真を見たい、4K解像度のノートPCは20万円相当で高すぎて買えない・・・そういった困ったを解消することもできます!

それでいて比較的低価格ということもあって、導入しやすいというメリットもあります。

ネコ弟子
コスパ良いアイテムだニャ

 

モバイルモニターの選び方

モバイルモニター おすすめ ブログ

「柔軟に対応できる」と言ったモバイルモニターですが、それゆえに機能がたくさんあって製品を選ぶのは困難に感じることもあります。

そこで以下のような点に絞って検討をすすめていくのがスムーズです。

  • 予算(価格)
  • 解像度
  • サイズ(インチ)
  • インターフェース(接続方式)
  • 機能(内蔵バッテリー、タッチパネル)

大きくわけると、この5つは最低でも検討しなければいけないポイントになります。特にインターフェース周りは「使いたいデバイスに合わせて選ぶ」ということをしないと、無駄な買い物になりかねないので注意が必要です!

 

予算(価格)

いきなり予算から入りましたが、そもそも相場がわからないという人がほとんどでしょう。

モバイルディスプレイを購入するにあったって、品揃えが多かったのはAmazonです。そこでAmazonをチェックしていくと、低価格なものなら1万円を切ますが、そこそこ性能が良いもので相場的には3万円半ばといった印象です。

あまり強いこだわりを持って選ぶと、一気に予算が跳ね上がってしまうケースもありますが、ほとんどの人にとっては2万円台の製品で満足が得られるはずです。

サラっと書いたものの、デスクトップ用のモニターだって同じような金額で購入できるので頭が痛いところ・・・目的はあくまでも小型化、モバイル化です!

はるペン
24型クラス、フルHDなら1万円台です

解像度

モバイルモニターに限らず、一般的なノートパソコンなどではフルHD(1920×1080)がまだまだ主力です。少なくともこれ以下の解像度の製品を選ぶメリットはあまりありません。

最近は「【RAW現像/写真編集】おすすめのディスプレイモニター!」という記事で紹介しているような、本格的な写真用モニターを使っているので、フルHDでは物足りなくなってきています。贅沢な体にされてしまったもんです(白目)

ただし、モバイルモニターは小さな製品が多いので、高解像度でも拡大して使わないと見辛くなるケースもあります。そもそものデータの画質が悪ければ意味もありませんしね。

こういった点を踏まえると、フルHD、もしくはWQHDあたりの製品を選んでおくのがスマートだと言えそうです。もちろん好みにもよりますが、フルHD以上の解像度をもつ製品は少なくなっちゃうのも注意しておきましょう。

 

サイズ(インチ)

モバイルモニターをざっとチェックしていったところ、主流なのは13.3インチか15.3インチになります。圧倒的にこの2サイズの製品が多いので、実質的にどちらを選択することになりそうです。

モバイル性を重視するなら軽量な13.3インチを、作業効率を重視する場合には大画面の15.3インチを選びましょう。

10インチ以下や、17インチ以上の製品も存在しますが、そうした製品の場合は他の条件を満たしにくくなるので割り切りが必要かもしれません。

 

インターフェース(接続方式)

使いたい製品にあった接続方式を選ぶのは、今回あげた項目の中で最も重要かもしれません。よくある接続方式だとHDMIやUSB-Cによる接続です。

加えて付属品のチェックも欠かさないようにしましょう!別途購入が必要なものがあれば、用意しておかないとすぐに使えないという残念な事態に陥ります。。

機能(内蔵バッテリー、タッチパネルなど)

一部のモバイルモニターには、タッチパネルや内蔵バッテリーなどの機能をもたせたものがあります。これらの機能は利便性を高める上ではメリットですが、どうしても価格が上がってしまう傾向にあります。

僕のように自宅で使うことを想定されている方なら、これらの機能は必要ないでしょう。

 

購入した製品(Uperfect)のレビュー

Uperfect 4k モバイルモニター レビュー

僕がポイントにしたのは「WQHD(2560×1440)以上の解像度」「15インチ以上」「Type-C対応」「sRGBをカバーした色域」「3万円以下」でした。この条件はモバイルモニターにしては、結構な贅沢仕様です。

そんな条件を満たしたのが、Uperfectという(謎)メーカーの製品。

  • 3840×2160(60hz)
  • 超薄型
  • NTSC72%色域カバー
  • IPSパネル
  • USB Type-C/HDMI
  • Nintendo Switch/PS4 / XBOX対応
  • 保護ケース付
  • 3年保証

ご覧の通り、ほぼ全部盛りのモバイルモニターと言って良いでしょう。お値段は32,800円と予算を少しオーバーしますが、たまたまセール対象になっているタイミングだったこともあり安く購入できました。ちなみにフルHDタイプもあり、こちらはリーズナブルに購入可能です。

はるペン
セール状況の定期チェックは欠かせませんね

 

モバイルモニターを使ってみた感想

モバイルモニターの実際の使い心地なんかも気になりますよね。今回、ゲーム機器の接続は試せませんでしたが、複数のPCにつないで使ってみた感想を上げていきたいと思います。

 

デスクがコンパクトにまとまる

モバイルモニター サイズ感

一番大きなメリットは「デスクがコンパクトになる」という点です。一般的な27型ディスプレイと比較すると、約40%のサイズ感に収めることができます。

しかもUSB3.1 Gen2 Type-Cケーブルで接続することにより、映像出力と給電がケーブル1本で行われます。条件を満たす必要はあるものの、PCとモニターを繋ぐケーブルが1本にまとまるためデスクがスッキリします。PCとモニター別個で用意していた電源ケーブルともサヨナラできてしまいます。

Uperfect 4k モバイルモニター レビュー

付属品は最低限というケースもあるのでチェックは不可欠

ただし電圧が不足すると画面がチラついたり、映らないといった場合もあります。その際は、本体に付属されていた電源ケーブルを接続する必要があります。

電源の自動オンオフ機能が地味に便利で、パソコンの立ち上げやシャットダウンに合わせて動作してくれます。

 

薄型ボディでタブレット感覚で扱える

Uperfect 4k モバイルモニター レビュー

裏側

僕が購入したモデルはタッチパネル非対応ですが、ボディが非常に薄いのでタブレット感覚で持ち運びができます。ちなみに重量は830gとのこと。

モニターサイズが原因でデスクトップを置けない人でも、デスク上のスペースは小さくて済むので工夫次第で設置可能になるかもしれません。(付属のHDMIケーブルが短いのが難点ですが)

Uperfect 4k モバイルモニター レビュー

Uperfect 4k モバイルモニター レビュー

角度が決められないのが唯一の不満点。百円ショップで問題を解消するアイテムを購入しました。

モバイルモニター スタンド

好みに合わせて映像を調整可能

モバイルモニターって映像はチープなんでしょ?と思うかもしれませんが、下手したらその辺のノートパソコンに搭載されているパネルよりもずっと高級な写りをすると感じました。

モバイルモニター おすすめ ブログ

IPSパネルなので視野角も広いですし、どの角度からも視認性が確保されているのは良いです。パっと見た感じでも明るくて発色も綺麗です。

sRGB99%相当の色域もカバーしていて、4Kの解像度って普通にすごいです。

ボディ側面には設定用のダイヤルもついており「明るさ」「音量」「コントラスト」なども細かく設定できます。映画モードやゲームモードもあるので、好みに合わせて使い倒しましょう!

また長時間使うと気になるのが、目へのダメージです。本機はグレア液晶になっているので、それなりに映り込みもあります。このモデルにはブルーライトカットモードもあるので安心です。

モバイルモニター おすすめ ブログ

できればこうした機能が搭載されているモニターを選びたいところですよね。僕の場合、BenQのスクリーンバーで画面を明るくしているのもあって、1日中作業していても負担はそれほどでもないように感じています。

モバイルモニターの欠点

総じて満足度の高いモバイルモニターですが、欠点をあげるとすると

  • 本格的なPCモニターと同価格
  • 追加で費用が発生する
  • 国産メーカーの参入が少ない

僕はかねてから興味のあった製品なので手をだしてみましたが、大部分の人にとっては存在すら知られていないアイテムな気がしてなりません。

それもそのはずで、持ち運ぶ荷物が増えるくらいだったら「ノートパソコンでよくない?」という説も・・・僕も購入前にはなんども頭をよぎりました(笑)

それでも現環境で不満があったり、プラスアルファを持たせる意味では価値のある製品だと感じます。1つあることで環境に対応できるという点では、買ってよかったと思っています。とにかくデスク上のスペースも広がりましたしね!

 

おすすめのモバイルモニター

ここからは、僕が購入候補にあげていたモニターを紹介していきます。中華製がほとんどだからか?モデル名が存在しないような製品も多いので、クリックで飛んでもらうのがスムーズです。

良いアイテムが見つかれば、都度追加していきたいと思います。

 

ASUS MB16AC(モバイル向き)

認知度のあるメーカー製品を購入したいという人なら、ASUSのモバイルモニターがおすすめ!バッテリーを内蔵したモデルも選べます。専用ケースが付属します。

 

13.3インチ EVICIV  EVC-1301(一般用途向き)

フルHD解像度と豊富な入力端子が魅力のモバイルモニター。フレームレス仕様に加えて、お値段も1万円代と安いので二枚並べて使うのもありかもしれない。

製品下部にペンを挿す穴が空いており、スタンド代わりにできるというユニークな製品です。

 

15.6型 wowatt (写真向き)

ゲームとの親和性を前面に押し出している製品。USB Type-Cによる映像出力と給電が可能なので使い勝手が良い。NTSC72%、HDR対応という旬をおさえた仕様なのも嬉しい。写真や動画コンテンツ作成にもちょうど良いと思います。ちなみに無期限保証つき。

 

17.3型 ゲーミングモバイルモニター(ゲーム向き)

WQHD解像度に加えて、リフレッシュレートが120HzのTNパネルを採用。アクションゲームなどの速い動きも滑らかに表示することができます。45W PD急速充電も備えています。

 

全部盛り!最強のモバイルモニター

4K解像度にタッチパネル、Adobe RGB 100%カバーという脅威のモバイルモニターです。3万円代と決して安い製品ではありませんが、予算に余裕があるなら検討の価値はあります。

 

ASUS ROG Strix XG17AHPE

ASUSのポータブルゲーミングモニター「ROG STRIX」です。 17.3インチ(IPS)の大型モニターは作業性も十分ですが、特に240Hz、3msというゲーミングに特価したモバイルモニターとなっています。バッテリー&スピーカーが内蔵されているのもポイントが高いですね!

 

最後に一言

様々なニーズを満たしてくれるモバイルモニターは満足度の高い製品です!

取り扱の多いAmazonで製品を探すのがおすすめですが、似た仕様で複数あったりするのが悩ましいです。そんな時は、モバイルモニターの選び方(5項目)を思い出して、検討してもらえたらと思います。

 

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はるか

ゆるふわ写真好きの「はるか」です。 カメラやパソコンに関する情報を発信!わかりやすく丁寧なレビューを心掛けています。 ご質問、ご依頼は問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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