富士フイルムの最新機種「X-E5」は、シリーズの中でも携帯性に優れ、特にコンパクトカメラを愛する人や、スナップシューターに好まれています。
軽量ボディと相性の良いレンズの中でも、描写力、軽さ、AF速度、コスパなどのバランスが良さそうなものをピックアップしてご紹介します。「どのレンズを選べばいいかわからない」「失敗しないレンズはどれ?」って感じの人には参考になるはずです。
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目次
FUJIFILM X-E5におすすめのレンズ
X-E5は携帯性に優れているので、スナップ・旅行・日常撮影に最適なコンパクト機です。
富士フイルムには、単焦点の名玉から万能ズームまで幅広くラインナップされているので迷うのも仕方ありません。「富士フイルムのレンズにはずれなし」と言われるほど魅力的なレンズラインナップだから仕方ない…というか、むしろ幸せなことではあります(笑)
そうは言っても選べなければ仕方ありませんので、この記事では1本ずつ特徴やメリットを丁寧に解説。読んでもらえたら、あなたのスタイルに合う一本がきっと分かると思いますし、「完全ガイド」的な使い方をしてもらえたら嬉しいです。
ぜひX-E5と相性の良いレンズで、あなたの写真ライフをより彩りのあるものにしてください!
XF35mm F1.4 R 富士のレジェンドレンズ

「フジの神レンズ」として名高いXF35mm F1.4 Rです。発表からかなり年数は経っていますが、その独特の描写力に引き付けられ今なお根強い人気を誇ります。僕も海外旅行や日常使いで一番よく使うレンズですし、上の写真は某フォトコンでも入賞したほどです。
最大の特徴は立体感のある描写と柔らかいボケで、F1.4で撮影すれば背景がやわらかくとろけるようにボケて、被写体だけが浮き上がってきます。最新レンズのようなキレッキレのシャープさはありませんが、逆に少し柔らかさを残してくれる心地良さみたいなのがあります。
X-E5との組み合わせは最高で、作品撮りにも日常スナップにも幅広く活躍します。AFは決して速くありませんが、じっくり撮る派の人にはテンポよく撮影できるはずです。
写真のイロハを教えてくれますし、表現の幅も一気に広げてくれる可能性のあるレンズで、ポートレートや日常風景を情緒的に撮りたい人におすすめですね。マジで愛してやまないレンズです。
XF27mm F2.8 R WR 最小最軽量クラスの日常レンズ
XF27mm F2.8は、Xマウントの中でも最小・最軽量クラスのパンケーキレンズ。X-E5に装着した瞬間に、まるで高級コンデジライクな装いになります。ジェネリックX100Ⅵとしても良い組み合わせかも??頑張ればポケットにも入るほどだし、小さなバッグでも気軽に持ち運べるメリットは大きいです。

画角は40mm相当で、人の視野に近いため街中の自然な景色をそのまま切り取るような撮影が可能。つまりスナップや旅行に相性抜群ってことです。被写体との距離感がつかみやすく、初心者でも直観的に使いこなせるでしょう。F2.8とやや控えめの明るさですが、X-E5の高感度性能と組み合わせれば問題ないし、思った以上にボケのある表現は楽しめます。
とにかくシンプルに撮りたいって人や、荷物を増やしたくないシューターに最高の相棒ですね。コイツは「最強の常用レンズ」としてレンズを選びたいって人におすすめです。
XF23mm F2 R WR 万能&単焦点デビューに最適!
フルサイズ換算35mm相当の王道画角を持つXF23mm F2は、X-E5ユーザーにもっともおすすめしやすい万能レンズです。お値段が比較的安い割にAFは高速だし、人物、スナップ、風景、動画…どんな場面でもノンストレスで撮影が楽しめます。

描写は自然でクセがなく、色乗りと立体感のバランスが見事。背景のボケも申し分なく、明い室内撮影でも心強いのがポイント。防塵防滴にも対応しているため、雨天の撮影や旅先でも安心です。つまりシーンを選ばずに使える超がつくほどの優等生レンズです。
小型軽量でX-E5との組み合わせでもシンプルだし「持ち歩き用カメラ」としての完成度は高いんじゃないかな。1本で何でも撮りたい人や、初めて単焦点を買う人にもおすすめできる。エントリー鉄板レンズって感じの存在ですね。
XF33mm F1.4 R LM WR 新世代の定番レンズ!
XF33mm F1.4は、現行のXFレンズの中でもトップクラスの性能を誇る最新世代レンズです。50mm相当の標準画角でクセがなく、人物・商品・スナップすべてに対応します。

最大の強みは圧倒的な解像力とクリアな描写。うっとりするほど透明感のある写真が撮れるし、ピント合わせも速いから、X-E5の高速処理と組み合わせるとプロカメラマンレベルの機動力を発揮します。
これまで紹介してきたレンズって、どこか「甘さ」みたいなのがありましたが、開放F1.4の美しいボケ、背景処理、防塵防滴仕様、逆光体制など、最新設計レンズらしく本格的な作品作りにも耐えられる性能です。
X-E5とのバランスだと、サイズはやや大きめですが、とにかく「回り道をしたくない」って人や、単焦点で作品を高めたい人に最適。フジ機のポテンシャルを最大限に引き出すハイスペック標準レンズです。これからの富士をけん引することは間違いないでしょう。
XF56mm F1.2 R WR ポートレートの最適解
XF56mm F1.2 は、富士フイルムのポートレート神レンズとして長年人気の一本ですね。F1.2の開放は非常にボケが大きく、人物をふわっと立体的に描き出します。

最新モデルのWR版はAF性能が改善され、X-M5などのエントリークラスでも快適に使用可能。屋外でも安心の防滴仕様なのもポイントです。ポートレート、商品撮影、結婚式など「被写体の魅力を最大限に引き出したい」「背景をしっかりぼかしたい」といったシーンで真価を発揮。
重さはほどほどありますが、それを補って余りある表現力があります。こいつも手放せない1本であり、富士フイルムのカメラを使うならいつかは体験したいレンズでもありますね。
▼旧型のレビューです
XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR 軽量標準ズームの決定版
XF16-50mmは、フルサイズ換算で広角24mm〜標準76mmをカバーする万能ズーム。写りは最新設計らしく非常にクリアで、AFも高速。WR仕様で旅先の悪天候でも安心して使えます。
F2.8スタートと比較的明るく、室内や夜景にも対応ができ、軽量で持ち歩きやすいことから「おさえておきたい万能レンズ」になります。
描写力や表現力では単焦点には及ばないものの、一本で幅広い撮影をこなせる利便性は大きな魅力。特に撮るものが決まっていない時にも、お守りがわりに持っておくと救われるシーンがあったりします。後は、お子さんのイベントの撮影とか、頻繁にあっち行ったりこっち行ったりする被写体をレンズ交換ナシで追従できたりします、
X-M5を「メインカメラにする」とか「旅行カメラ」として使う場合の最有力レンズですね。
XF16-80mm F4 R OIS WR 最高の万能ズーム
換算24〜120mm相当をカバーする万能ズームで、広角から中望遠まで「これ一本」で撮れる頼れる存在です。F4通しの安定した明るさや、約6段分の強力な手ブレ補正によって、風景、スナップなど幅広い用途に使え、意外と暗所にも耐えるので室内・夜景など状況への対応力も高いです。

描写は安定しており、色乗りやコントラストのバランスが良く、これまた意外にも寄りのマクロ的な撮影も得意です。サイズは単焦点レンズと比較するとやや大きいですが許容範囲。
荷物を減らしたい旅行や、レンズ交換をしたくない人、1本でアレコレ解決したい人に最適です。
XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR 風景、動物、スポーツ撮りならコレ!
換算450mmまで対応する望遠ズームとしては軽量で、X-E5との組み合わせでもそこそこ長時間の持ち歩きが可能。
AFも速めで、野鳥、運動会、動物園、スポーツ、色んな場面に対応します。光学手ブレ補正(OIS)も強くて、望遠端でもしっかり安定した撮影が可能なのは嬉しい。

描写はシャープでクリア、望遠特有の圧縮効果を活かした写真表現が楽しめます。WR(防塵防滴)対応で野外撮影にも安心。X-E5だけど望遠レンズデビューしたい人や、遠くの景色を撮りたい人にもピッタリの一本です。
まとめ
今回紹介したレンズは、どれもX-E5と相性が良いです。軽量さを重視したり、本格的な描写で作品作りを楽しんだり、多用途に使えたり、望遠で切り取ったりと「撮影の幅を広げてくれる」レンズばかりです。
スナップ中心なら23mm、27mm、作品撮りなら35mmF1.4や33mmF1.4、旅行なら16-80mmや18-55mm、ボケを楽しみたいならXF56 F1.2など、目的や用途によって最適解は変わってきます。「こんなの撮りたいな~」っていうイメージを膨らませて選択してみて下さい。
まずは「自分が一番よく撮るシーン」から選ぶのが、無駄な買い物にせず、レンズを腐れせないおすすめの選び方になります。あなたのX-E5にぴったりの一本を見つけて、撮影の楽しさを存分に味わってくださいね。
参考リンク






