XF10 再購入しました

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FUJIFILM XF10を再び購入!せっかくなのでGRⅢと比較してみました

平成も最後だから・・と、無理やり理由をつくって機材を購入している人を多く見かけます。僕は健全な精神の持ち主なので、当然やりました(ドン)

買ったカメラは富士フイルムXF10!一度は手放してしまった機材をどうしてまた購入したのか?他の人たちはちゃんと新しい機材を買っているのに、僕は歴史を繰り返しているあたりに闇を感じなくもありません。

せっかくなので買いました報告だけでなく、人気沸騰中のGRⅢとXF10を比較してみましたのでご覧ください。

 

富士フイルムのXF10を再購入した理由

富士フイルム XF10 コンデジ

コンパクトで高画質なカメラが欲しい」そういう思いが強まってきたのが理由です。

僕が撮りたい被写体ってお花や日常もそうだけど、子供の成長の記録っていうのもウエイトが大きいんですね。日常やお花は、X-H1やX-Pro2達がカバーしてくれるので問題ないんです。むしろ最高なんです。

でも、子供の撮影ってなるとちょっと重たい。

先日も動物園に出かけたんですが、ビデオも撮って、写真も撮ってしてると忙しい!そして抱っこをせがまれた日には、首や肩から下げたミラーレスカメラは子供の体によって封印です。仮になんとかスキをみつけてカメラを逃がしてやっても、抱っこしながら片手で操作って無理ゲーなんです。

近くの公園に遊びに行くのに、大げさにカメラを構えていくのも少し違う気がするし(子供は一緒に遊んで欲しいからね)でも、日に日にできることが増えていく子供の姿を残しておきたいしという葛藤もあるし・・・

はるペン
全国のパパ・ママならきっと理解してくれるはず…

 

X-Pro2にパンケーキタイプのXF18mmで挑めばなんとかなると思いましたが、結果的にあまり写真は撮りませんでした・・・パパにとって子供を抱っこしている間なんて幸せでしかないので、頑張っちゃうのは当然。だけど唯一と言っても良い趣味なのだから写真も諦めきれない

だからこそポケットに忍ばせておいて、サッと取り出せる、しかも片手で操作が可能なコンデジが欲しかったんです。ミラーレスカメラの画質になれた身としては、スマホの画質に満足もできるはずもないですしね。

 

XF10の特徴

  • APS-Cセンサー搭載で高画質
  • コンデジだから軽くて目立たない
  • 片手で操作が可能
  • スマホ連携がしやすい
  • 性能の割に安い

特徴を見る限りは、今回の用途にしっかりとあてはまってくれそう。むしろなんで持ってないの?って言いたいレベルです。

大事なことなので言っておきますが、今回はブラックを買ったのでまったく別のカメラです。(前回はシャンパンゴールドを購入)

富士フイルム XF10 コンデジ

前回はミラーレスカメラのサブ機として期待しての購入で、画質の違いや、液晶の見づらさ、AFの遅さなんかに満足できずに割とすぐに手放してしまいました。今回はそもそもコンデジが欲しかったので、その辺のデメリットも理解していますし目をつぶれる気はしています。

GWの帰省もこれから待っていますし、気楽に撮影するカメラとして常に身近に置いておこうと考えています。「3歳までに上ると一生火事に合わない」とされる愛宕山への登山予定もありますし、小さいカメラは正義。

 

【コンデジ】XF10とGRⅢの比較

正直XF10の購入に至るまでは色々なカメラを検討しました。軽くて高画質という点ではAPS-Cセンサーが有利なのでその辺で考えると、軽量なSonyやCANONのミラーレスカメラも候補にあがりました。X-E3も上がったけどレンズ交換式は今回パス!

となるとコンデジの中から選ぶことになります。中でも2019年の3月に発売されたばかりのリコーGRⅢは気になる存在でした。

リコー GRⅢ

CP+2019 で皆がわいたカメラ

 

 XF10GRⅢ
発売日2018年8月2019年3月
センサーサイズAPS-C
画素数有効2424万画素
レンズ28mm相当 F2.8 単焦点レンズ
手振れ補正なしあり
マクロ性能最短10cm最短6cm
ISOISO200~12800ISO100~102400
シャッタースピード4~1/16000 秒30~1/4000 秒
連射性能6コマ/秒4コマ/秒
動画性能フルHD 60fps4K 15p
ディスプレイ3インチ 約104万ドット
Wi-Fi/Bluetoothあり
サイズ112.5x64.4x41 mm109.4x61.9x33.2 mm
重さ278.9g257g
撮影枚数撮影枚数約330枚撮影枚数約200枚
価格約4.5万円約11万円

立ち位置的には似ているようで違うような両者。GRⅢに関しては展示で触った程度ではありますが、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

スナップシューターとしての可能性

両者が比較検討される背景としては、APS-Cセンサーを搭載していること、28mm相当の焦点距離をもつ単焦点レンズが搭載されていることでしょう。

富士フイルム XF10 コンデジ

開放F2.8と明るい

画質を左右する大事な要素が似ているという面では、どちらも魅力的な存在と言えます。GRⅢには3軸4段分の補正効果のある手振れ補正が搭載されているのは大きなアドバンテージでしょう

AFに関してはGRⅢのほうが何歩もリードしている印象で、明らかに速いです。CP+で触ったときの印象では、顔認識も精度が高かったことを記憶しています。単純な比較ではないことは承知ですが、これらのことを考えるとスナップ撮影においてはGRⅢのほうが有利だろうと感じます。

ただし弱点もあってGRⅢの撮影枚数は約200枚になっています。1日撮影するなら2~3個は予備のバッテリーを持っていないと心配になるでしょう。一方のXF10は約330枚ですが、経験上500枚以上シャッターを切ることもできました。

操作面で言うとフリックを含めたサクサク感もGRⅢの勝利。XF10はどちらかと言うとのんびりしています。レスポンス面を求めてしまうとストレスに感じるレベルかもしれません。

富士フイルム XF10 コンデジ

操作系はシンプルにまとめられており、露出補正や、撮影モードなど頻繁にさわる部分は簡単に変更が可能なのもポイント。限定的とは言えほぼ片手で操作ができるので、これで子ども抱っこも怖くない!

 

サイズ感にちがいはほぼない

XF10

XF10

リコー GRⅢ

GRⅢ

数字を見てみるとGRⅢのほうがわずかに一回り小さく、20g程軽くなっています。GRⅢは沈胴式のレンズなので、電源を入れるとレンズ部が繰り出して厚みが出ます。とは言え、両者の大きさに関する印象に差はなく、カバンやポケットに入れて持ち歩くのに大差はないでしょう。

一部ではXF10のレンズキャップがダサいとか、面倒という声があるようですが個人的には好き。

GRⅢにはアクセサリーシューが搭載されており、アクセサリー類の取り付けが可能になっています。

富士フイルム XF10 コンデジ

 

XF10はGRⅢの廉価版なのか?

価格差で2倍以上の開きがある両者は、基本的なコンセプトがちがった製品だと感じます。XF10は富士フイルム中でもエントリー向けにデザインされたカメラであり、GRⅢは熟練者を対象にしたカメラという印象です。

GRⅢが欲しいけど高い⇒似たようなカメラはないの?⇒富士フイルムにあるらしいよ?⇒XF10買っとくか! という流れがあるのは事実でしょう。でも必ずしもそれだけではないはずです。

XF10には、富士フイルムのお家芸でもあるフィルムシミュレーションがありますし、自分なりの色表現を追求する楽しみ方ができます。必ずしも安いだけの存在ではないとだけは言っておきたいところ。

富士フイルム XF10 コンデジ

中古で3万円台なのはお得すぎだと思いますけどね!

 

カメラって必要に応じて変えて良いと思うよ

XF10 作例

万年カメラやレンズを買い替えている人間が言うのもなんですが、カメラってその時の必要性に応じて買い替えて良いと思うんです。服を着替える感覚に近いかな。なんならパンツでも良い(笑)

ここ最近ずっとコンデジが欲しかったので、XF10でやりたかったことを叶えていきたいと思います。

ストレスをできるだけ避けたい人や、予算に余裕があるならGRⅢが良いと思います。でもXF10も悪くない選択だよということで締めたいと思います。

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はるか

ゆるふわ写真好きの「はるか」です。 カメラやパソコンに関する情報を発信!わかりやすく丁寧なレビューを心掛けています。 ご質問、ご依頼は問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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