暑すぎる平成最後の夏、みなさんご無事ですか?僕は暑すぎて室内にこもっております。部屋にこもっていると考えることなんて「レンズ欲しいな〜」の1つですよね(笑)←重症
最近は「XF18mm F2 R」が欲しくて「XF27mm F2.8」と入れ替えようか?なんて考えています。一応この考えにも決着をみたので「XF18mmとXF27mmはどっちがおすすめ?」というテーマで書いていきたいと思います。
目次
「XF18mm F2 R」「XF27mm F2.8」ってどんなレンズ?
「XF18mm F2 R」と「XF27mm F2.8」は、薄型のパンケーキレンズと呼ばれるレンズです。
軽くて携帯性に優れているので、富士フイルムのX-E3につければ「一回り大きなコンデジ」のように使うことができます。荷物がたくさんある旅行の時や、今日はあまり撮影しないかもしれないけどカメラは持っていきたい、そんな時に気楽に持ち出せます。また荷物にもならないので、一応忍ばせておくかとカバンに入れておくのも手です。
「軽さ」という武器は、初心者だけでなく、コンデジの画質では満足できない愛好家にとってもありがたいものです。ズームレンズよりも明るい解放値も魅力ですし、あえて絞ってパンフォーカス気味で撮るという使い方も可能。
「画質にこだわりつつ気楽に撮れる」そんな調度良いがつまったレンズなんです。
「XF18mm F2 R」「XF27mm F2.8」性能比較表
焦点距離 | 18mm | 27mm |
開放F値 | F2.0 | F2.8 |
手ぶれ補正 | 無 | 無 |
防塵防滴 | 無 | 無 |
レンズ構成 | 7群8枚 | 5群7枚 |
絞り羽枚数 | 7枚 | 7枚 |
最大撮影倍率 | 0.14倍 | 0.1倍 |
最短撮影距離 | 0.18m | 0.34m |
フィルター径 | 52mm | 39mm |
重量 | 116g | 78g |
価格 | 価格を見る |
この2本なら「XF18mm F2 R」がおすすめ!
単純にこの2本だけの比較であれば、XF18mmがおすすめです。
ヨドバシカメラの店頭で試した程度ですが、XF27mmよりも解放値が明るく、ボケも滑らかできれいに見えました。最短撮影距離も短いので、料理や小物向けのテーブルフォトでも後ろに下がらず撮影できます。レストランでの撮影などは、こちらのレンズのほうが使い勝手が良いでしょう。
そして絞り環もあるので、他のレンズとの操作性も共通している点も見逃せません。しかもクリック感がなんかいい感じです。こうしたちょっとしたことが撮影意欲につながるケースもあるので、質感と操作性を求める上でも軍配があがります。
- 18mmという広い画角
- 明るい解放値(F2.0)
- 絞り環がある
- ボケが滑らか
- 質感が良い
これらの特徴全てが「利便性」につながっていて、質感の高さもあいまって、満足度の高さに繋がっているような気がします。なので両者で悩んだら、XF18mmを買いましょう。きっと満足できるはず。X-Proシリーズにつけるとカッコいいです!
組み合わせ次第で「XF27mm F2.8」がおすすめ!
27mmは単体で使っても良いのですが、組み合わせで威力を発揮するレンズかなと思います。僕は悩み抜いて、こちらのレンズを使うことに決めました。XF18mmが総合的には良い理解した上で、僕がパンケーキに求めるのは画質や質感よりも「薄さ」「軽さ」だからです。
絞り環がないのは残念ですが、ダイヤル操作でなんとでもなります。換算41mmの焦点距離も広すぎず、狭すぎず、「散漫になりがちな構図の整理もできる」ので使っていくと気持ちの良い距離だと気づきます。
[topic color="yellow" title="XF27mmの特徴"]
- フジノンレンズ最薄・最軽量
- よりコンパクトを重視
- 人間の視野に近い画角
- XF18mmより安い
- 気負わず使える
[/topic]
厚みを見ると「XF27が23mm」「XF18が40.6mm」と倍近くの差となっています。X-E3にXF18mmをつけたときの印象が「意外と大きい」ということと「このサイズになってくるなら大好きな35mmF1.4を使いたい」ということでした。(XF35の厚みは54.9mm)
厚みにたいする考え方なんて人それぞれだと思いますし、35mmはパンケーキレンズでもなんでもないですけどね(笑)僕がXF16mmを所持していることもあって、XF18mmは活躍の場があまり出てこない気がしました。レンズ単体で見るのも大切ですが、組みわせで考えることも大切ですからね。
最後にひとこと
- パンケーキレンズで迷ったらXF18mmがおすすめ!
- 組み合わせ次第でXF27mmも良い選択になるよ!
実は写真にすごく疲れていた時期があって、そんな時に小さなカメラで何も考えずに撮影していたら「撮る楽しさを思いだせた」という経験があるんです。写真に慣れてくると、ついつい撮影結果や写真の出来に一喜一憂しがちです。でも「撮影するという行為そのものが尊い」とすれば、気負わずに「シャッターを切る喜び」を感じるのも大切だと思うんです。
そういう意味では道具なんてなんでも良いのかもしれませんね(笑)
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