FUJIFILMのX-S10で使いたいおすすめのレンズを紹介します。
小型でありながら握りやすいグリップを装備し、X-E3やX-T30といったミドルクラスとは違った使い方が楽しめる本機。高画質だけど大きくて敬遠していた、ズームレンズや単焦点レンズをあますところなく楽しむことが可能になっています。
富士フイルムのレンズをほぼ所有して使ったことがある筆者が、独断と偏見と富士愛にまみれて決めたいと思います(笑)それではどうぞ!
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目次
FUJIFILMのX-S10におすすめのレンズ
X-S10はAPS-Cサイズのセンサーを採用したミラーレス一眼カメラです。オーソドックスな一眼レフに似たタイプのデザインですので、他メーカーからの乗り換えや、一眼レフからミラーレスカメラに変えようかな?と思っている人におすすめです。
ボディ内手振れ補正を搭載しており、動画にも強いミドルクラスのカメラなので万人受けするカメラだと思っています。X-S10がどんなカメラか知りたいと言う人はこちらの記事をどうぞ→富士フイルム X-S10
富士フイルムの特徴は、なんといっても「色」が美しいことです。特に難しいことをしなくても簡単にきれいな写真が残せるので、初心者から上級者まで満足できると思います。そんな写真作りを支えているのが「レンズ」ということで、やっと本題に突入(笑)
個人的にX-S10に似合いそうだな!使ってみたいなと思うレンズは以下の通りです!
富士フイルムX-S10におすすめのレンズ!
X-S10はズームレンズキットやダブルズームレンズキットが販売されています。セットになっているレンズも決して悪くはないのですが、あえてボディだけを購入してこれから紹介するレンズ達を使ってほしいなという思いがあります。
なぜならこれから紹介するレンズは本当に画質が素晴らしく、撮影する楽しみや喜びを何倍にもしてくれると思うからです。もちろん予算的なこともあるかと思うので、ダブルズームを購入しておいて単焦点レンズを追加していくなんて形もありかもしれませんね!
各レンズの詳細は、レビュー記事に載せてあります。リンクもつけていますので気になるレンズがあればチェックしてくださいね。
参考までにX-S10とレンズキットの価格を調べてみました。
X-S10ボディー:11万円
XC-15-45レンズキット:15万円
XF18-55レンズキット:15.7万円
Wズームレンズキット:13.7万円
レンズキットはWズーム以外はちょっとコスパが悪い印象です。なぜレンズが2本つくのに安くなるのか…それはカメラ界の7不思議の1つです(笑)
レンズを頻繁に交換したくないという人は、タムロンの高倍率ズーム(TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD(Model B061))を使うのもおすすめです。
おすすめレンズ
XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
XF18-55mmF2.8-4 R LM OISは、絞りがF2.8からスタートしているキットレンズとしては優秀なレンズです。富士フイルムのレンズの中でもコンパクトですし、持ち出しやすさではトップクラスのズームレンズです。
XF35mm F1.4 R
富士フイルムのレンズはコイツに始まり、コイツで終わると言っても過言じゃない。僕自身「1本だけ選べ」と言われたら迷わずにXF35mmF1.4 Rを選択すると思います。
最大の特徴はボケが美しいことです。F1.4と明るいレンズになっているので、絞り開放で撮影すればとろっとろの世界を楽しむことができます。レンズ交換式カメラを買ったんだ!という実感を持ちやすいですし、少し絞ればシャープな写りも楽しめる2度おいしいレンズでもあります。
香港に旅行に行った際には、X-Pro2+XF35mmF1.4 Rでした。この組み合わせで異国の地でカメラを構える・・・それだけで幸せになれるセットでもありました。
迷ったらとりあえずコレと言える「神レンズ」です!
XF10-24mm F4 R OIS WR
X-S10の親玉?にあたるX-H1にセットしてみました。X-S10と同時にXF10-24mmF4 R OISの改良型も発表され、絞りリングと防塵防滴が装備されました。
超広角域をカバーするレンズは大きいものが多いですが本レンズは410gと軽く、フットワークを生かした撮影が可能になっています。
フラッグシップレンズと比較してしまうと、解像感がもう一声ほしい気がしないでもないですが価格やサイズを考えても妥当だと思います。むしろこれ以上重たいレンズになったら持ち歩く機会が減ってしまうでしょう。
フルサイズ換算で15-36mmをカバーし、インナーフォーカス方式、絞り全域F4、などなど使い勝手の良さが光るレンズです。従来モデルよりも1段分手振れ補正効果が強まり3.5段となりました。
従来モデルからファンが多いのもうなずけます。
XF16-80mm F4 R OIS WR
XF16-80mm F4 R OIS WRは、フルサイズ換算で24-122mm相当の焦点距離をカバーします。6段分の手振れ補正、防塵防滴、F4通しと、ほぼ全部盛りのズームレンズです。
スペックの割にそこまで大きくないですし、X-S10のグリップなら問題なく使えるはずです。最短撮影距離が0.35m、最大撮影倍率が0.25倍と簡易マクロ的な使い方もできます。
ちょっとした物撮りもいけますし、天候やシーンを選ばないのは強みですよね。1本持っておくと安心感のあるレンズです。
XF90mmF2 R LM WR
富士フイルムのコアユーザーの中でもファンが多いのがXF90mmF2 R LM WRです。
ちょっと特殊な焦点距離のように感じるかもしれませんが、風景を切り取る能力に関しては疑いようがありません。
うっとりするようなボケと、ピント位置がしっかりと浮き上がってくるのが本レンズの特徴。フルサイズ換算で137mmの焦点距離で、ポートレートやネイチャー、中望遠スナップで最高の活躍をしてくれます。
クアッドリニアモーター搭載でAFも爆速ですし、防塵防滴も施されているので天気が多少悪くても安心してシャッターを切れます。重量が約540gあり、これまでのミドルクラスでは使いにくいところもありましたがグリップの大きなX-S10なら振り回しても問題ないはず!
XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR
望遠ズームレンズが欲しいなら、コレ買っとけば間違いないっていうのがXF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WRです。
フルサイズ換算で107-457mmをカバーし、テレコンも使えるので幅広いシーンに対応できます。強力な手振れ補正も搭載されていますし、割とコンパクトで使い勝手の良いレンズという印象です。
望遠域はもちろんなんですが、近接撮影にも強いため、風景、スナップ、野鳥、ポートレート、ネイチャーなど、様々なシーンで活躍できるレンズになっています。
XF60mm F2.4 R
XF60mm F2.4 Rはコンパクトでありながらハーフマクロ撮影が楽しめるレンズです。シリーズ初期に開発されたレンズなので、当時はAFの遅さが致命的でしたが最新モデルではAFが高速化されているため弱点は解消されています。
シリーズでもトップクラスの解像度を誇り、中望遠レンズとしてスナップやポートレート撮影にも活躍してくれます。
僕はXF35mmF1.4 RとXF60mm F2.4 Rの組み合わせで持ち歩くことも多く、この2本で撮影を楽しんでいます。旅行で荷物がかさばる時や、ふらっと撮影に出かけたくなった時には軽快に動けるセットがあると助かりますよ!
まとめ
▶【カメラのキタムラ】FUJIFILM X-S10をチェックする
X-S10の登場したおかげで、やっとミドルクラスの万人受けしそうなモデルが出たなという印象。グリップの深さや、ボディ内手振れ補正の存在はレンズの選択肢をかなり広げてくれたと思います。
富士フイルムにはズームレンズも単焦点レンズも魅力的な製品が多いので、基本的にどれを選んでも失敗はありません(笑)写真も動画もX-S10で撮りつくしちゃいましょう!
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