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「DAIV 6H」「DAIV 6N」をレビュー!軽くて高性能なクリエイト向けノートPC

※2023年4月11日より型番が「DAIV Z6」(I7I01SR-A/I7G5TSR-A)へと変更になりました。

マウスコンピューターの「DAIV 6N」をレビューします。同筐体を採用した「DAIV 6H」を検討している方にも参考になるかと思います。(製品貸出元:株式会社マウスコンピューター)

16インチの高精細WQXGA(2560×1600)モニターを採用。sRGB比100%の広色域で、正確な編集作業が行えるようになっています。GPUはそれぞれGeForce RTX3070Ti/RTX3060から選べて、どちらも高解像データ編集を快適に行えるようになっています。サイズは共通ですので利用用途と予算に合わせて選択できます。

公式サイトでは「期間限定のセール品」「アウトレットモデル」「店舗即納モデル」などお得に購入できるパソコンが多数用意されています!合わせてチェックして下さい。

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【DAIV Z6】DAIV 6H、DAIV 6Nシリーズ 特徴・スペックなど

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CPUCore i9-12900H
Core i7-12700H
GPUGeForce RTX 3070Ti
GeForce RTX3060
メモリ16GB~
ストレージ512GB SSD~
液晶16型WQXGA(sRGB比100%)
重さ1.65kg
価格269,800~369,800
リンクマウスコンピューター

DAIV 6シリーズの中でハイエンドとなるのが「DAIV 6H」、弟分にあたるのが「DAIV 6N」になります。DAIV 6Hの方が性能は高いですが、DAIV 6Nも十二分に高性能です。

CPUはインテル第12世代の Core i9-12900H、Core i7-12700Hで、従来よりも飛躍的にパフォーマンスが高まっています。デスクトップに引けをとらない処理能力を持っていますので、クリエイターのメインマシンとしても使えるほどです。

また搭載されているGPUも強力ですので、RAW現像、動画編集、ゲームなど多用途に使えます。そしてなんと言っても薄型軽量を実現しているので、モバイル性の良さと、大画面の生産性とを兼ねそろえた魅力的な製品に仕上がっています。最近のトレンドを抑えたモデルでもありますので、これはかなり欲しい!!

  • 第12世代インテルCPUの高い処理能力!
  • GeForce RTX3000シリーズを採用!
  • 高解像かつ色再現の良いモニターを搭載!
  • 16インチなのに1.65kgという軽さ!
  • パフォーマンス×モバイル性を両立!

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はるペン
軽さと強さの両立は素晴らしいです

 

YouTube動画レビュー

動画でもレビューしていますので参考にしてください。高評価、チャンネル登録もお願いします!

 

【DAIV Z6】DAIV 6N パーツ構成・スペック

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CPU:  Core i7-12700H
GPU:GeForce RTX3060
メモリ:16GB
ストレージ:512GB NVMe SSD
液晶:16型WQXGA(2560×1600/sRGB比100%)
サイズ:約353.7×245.3×18.5
重量:約1.64kg

公式サイトで仕様を確認する

写真動画編集ゲーム

DAIV 6Nは、性能×作業効率性×軽さを兼ねそろえた本格的なクリエイター向けパソコンです。

RAW現像や動画編集といったクリエイト作業から、オンラインゲームなどの多用途を1台でこなせてしまうスーパーマシンです。しかも軽さを兼ねそろえてしまっているので、場所を選ばずに作業できるというのが最大のメリットでしょう。しかもACアダプターだって従来よりずっとコンパクトになりました。

閃いた瞬間にアイデアを形にできるので、クリエイターにとっては味方になってくれそうですよね!

 

DAIV 6シリーズのラインナップ

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モデル名構成価格
DAIV 6HCore i9-12900H/RTX3070Ti/32GB/1TB SSD369,800
DAIV 6NCore i7-12700H/RTX3060/16GB/512GB SSD269,800
DAIV 6P-RTCore i7-12700H/RTX3050Ti/16GB/512GB SSD239,800
DAIV 6PCore i7-12700H/Iris Xe/16GB/512GB SSD199,800

DAIV 6Nシリーズには複数のラインナップが存在。近日発売を予定している「DAIV 6P-RT」「DAIV 6P」も合わせると大きくは4モデル展開ということになります。

DAIV 6Pシリーズはさらに軽い約1.55kgですので、モバイル性を重視する人は少し待ってみるのも良さそうですね!

▼DAIV 6Pのレビューはこちら

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標準モデル以外にも、メモリやストレージ容量を増やしたプレミアムモデルが存在します。カスタマイズ費用を抑えたいのであれば、最初からこちらを選択するのもおすすめです。

しばらくすると「期間限定のセール品」に入ってくる可能性もあるので、待てる人は待っても良いかもしれません。

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【DAIV Z6】DAIV 6Nレビュー

DAIV 6N 開封・外観チェック

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それでは早速開封していきましょう。DAIVの化粧箱カッコいいですよね。

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16インチの高精細モニター搭載で、約18.5mmの薄型マグネシウム合金ボディを採用。16:10のアスペクト比、WQXGA解像度で作業スペースを広く確保できます。重量は約1.65kgとクラスの割には軽量なので持ち歩きの負担が小さいのも特徴。

シルバーを基調としたカラーリングなのでスタイリッシュですし、使うシーンを選ばなそうなのも良いですね。

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底面はこんな感じでシンプルに肉抜きされています。スピーカーの音質は普通ですが、悪いという訳でもありません。

高負荷時はファンの音が大きめ、カフェなどでの作業だとためらわれるかもしれません。通常時も無音と言う訳ではなく、わりと常に空気清浄機のような音がしています。気になる人には気になるかもしれません。

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天面はロゴだけで派手な装飾などはありません。どんなユーザー、シーンにも対応できますし、明るい印象を与えるのは良いと思います。

 

付属品・電源アダプター

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付属品は、保証書と電源ケーブル、ACアダプターくらいです。ハイスペックマシンとは思えないほどコンパクトなACアダプターは感動しました。iPhoneより厚いけど一回り小さいくらいのサイズ感です。

バッテリー持続時間は公表値で約11.5時間なので、(そこまでもたないとしても)ちょっとした作業では電源いらずでしょう。

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追加770円でショートタイプの電源コードも追加できるので購入されることをおすすめします。特に外での作業が多い人は煩わしさから解放されるかもしれません。あと単純に荷物になりません。

 

キーボード

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キーボード配列はテンキー周りにクセがあります。特にDeleteボタンが右側上段に設置されています。Back Spaceと離れているのは個人t系にはちょっと使いづらいかな・・と思いつつ、まぁ慣れてしまえばなんとかなります。

大きなトラックパッドがあり、普通に作業するくらいならマウスなしで完結できます。ただし、場所によってはクリックしても反応しづいところもあります。Macほどの精度はないかな・・という印象。

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バックライトもしっかり搭載しています。もちろんWebカメラやWi-Fi 6などのマスト機能はしっかり押さえているのもポイント。

 

インターフェース

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インターフェースはHDMI、Thunderbolt 4、USB3.1 Type-C、ヘッドフォン・マイクが装備。フルサイズのSDカードリーダーがあるのも有難いです。

 

ディスプレイ

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新モデルの見どころの1つでもある液晶モニターです。WQHDに高解像化して、たくさんの情報が並べられるので作業性が大幅にUPしました。実際にパソコンを前にすると「広がり、緻密さ、発色の良さ」を感じます。

sRGB100%カバーのパネルを搭載しているので、Webコンテンツ制作、写真編集、イラストなどにも使えます。

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実際に色域を測ってみたところ、sRGB 100%、NTSC 72%、Adobe RGB 77%、P3 78%でした。(※環境や測定機材によって違いが生じる可能性があります)

クリエイトモデルをうたうのであれば、もう一歩ほしいというのが本音でしょうか。必要に応じて「カラーマネジメントディスプレイ」を使うのも検討しても良いかもしれません。

【DAIV Z6】DAIV 6N性能チェック・ベンチマークスコア

CPU:Core i7-12700H 性能・比較

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第12世代Core i7-12700Hは、14コア/20スレッドで、デスクトップCPUと比較しても目劣りしないパフォーマンスを発揮します。。

参考までにPASSMARKの公開スコアをどうぞ。

モデルCPUスコア
DAIV 6HCore i9-12900H29013
DAIV 6シリーズCore i7-12700H27450
DAIV 5N(2021)Core i7-11800H21964
DAIV 5P(2021)Core i7-10750H12728
DAIV 5N(2020)Core i7-10870H15408
DAIV 4PCore i7-1165G710605

Core i7-12700Hは、Core i7-11800Hと比較すると約25%も性能がアップしています!これはデスクトップのCore i9-11900Kよりも高いスコアです。

スコアだけで全てが語れる訳でもありませんが、少なくとも期待感があることは間違いありません。本格的なRAW現像、動画編集も出先で行える環境が整いそうです。これはクリエイターの持ち出し用パソコンとして最適な予感…

 

RAW現像チェック

実行速度はどの程度なのか?RAW現像にかかった時間を計測します。

無料ソフトのRawTherapeeで100枚のRAW現像にかかった時間を計測しました。

モデルCPU時間
DAIV 6HCore i9-12900H2分21秒
DAIV 6NCore i7-12700H2分41秒
DAIV 5N(最新モデル)Core i7-11800H3分04秒
DAIV 5N(2021前期モデル)Core i7-10870H3分21秒
DAIV Z7Core i7-117002分28秒

Core i7-12700Hは、2分41秒で処理を完了。ノートパソコン用としては、比較したCPUの中でもトップです。日常的に現像作業を行うプロカメラマンでも安心といったところでしょうか。

またデスクトップのCore i7-11700に迫るパフォーマンスを発揮していることにも注目です。デスクトップの性能が持ち歩けるのはメリットとして大きいです。

 

GPU:GeForce RTX3060 性能・比較

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モデル設定結果
DAIV 6H
(RTX3070Ti)
3840×2160(標準設定)5268(やや快適)
1920×1080(標準設定)13368(とても快適)
DAIV 6N
(RTX3060)
3840×2160(標準設定)3724(普通)
1920×1080(標準設定)9779(とても快適)
DAIV 6P-RT(RTX3050Ti)3840×2160(標準設定)2720(やや重い)
1920×1080(標準設定)7372(快適)
DAIV 5P(RTX3050)3840×2160(標準設定)2609(やや重い)
1920×1080(標準設定)7131(普通)

RTX3060搭載なので、重量級FF15も高解像設定で遊べます。ただし薄型モデルだからか、期待値よりはやや低めのスコアとなっているのは注意が必要です。

RTX3070Tiなら高解像領域でも高い性能を発揮しますし、フルHDでも大差をつけています。ゲーミング性能を求めるならDAIV 6Hを選択する価値はありそうです。

ただし価格面も考慮すると、GeForce RTX3060を搭載した「DAIV 6N」の方がバランスは良さそうな気がします。なんせ10万円もちがいますからね…

 

DAIV 6N動画性能チェック

動画編集は無料ソフトのResolve使って、ミラーレスカメラで撮影した4KデータをフルHDへレンダリングする時間を測定しています。

5分程度の動画を書き出すのに1分38秒で処理が終わってしまいました。これはミドルハイクラスのデスクトップパソコンと同水準です。

モデルパーツ構成時間
DAIV 6HCore i9-12900H×RTX3070Ti1分11秒
DAIV 6NCore i7-12700H×RTX30601分38秒
DAIV 5N(2022)Core i7-11800H×RTX3060約2分
DAIV 5N(2021)Core i7-10870H×RTX3060約2分

動画編集中にもたつきも感じませんし、WQHDモニターのおかげで作業も快適でした。よほど専門的な作業を行わない限り性能不足に悩まされることはないでしょう。

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SSD転送速度

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SSDは、読込速度が2300MB/sと高速です。パソコンの起動やアプリのインストールもサクサク気持ちよくストレスを感じないレベルです。

3000MB/sクラスを搭載しているライバルメーカーも多いので気になるところですが、体感的にそこまで大きな差は感じないはずです。もしも気になるようでしたら、より高速なGen4 x4 接続のSSDへカスタマイズするのが良いでしょう。

 

【DAIV Z6】DAIV 6N 総合パフォーマンス

続いては、CPU、GPU、メモリ(RAM)、ストレージのパフォーマンスチェックのために「Novabench」でテストします。

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モデルDAIV 5NDAIV 6N
総合35703925
CPU19842393
GPU11081044
RAM288272
Disk190216

第12世代インテルCPUのパフォーマンスが大きく引き合がったことによりスコアも上昇していますね。他のスコアも申し分ありませんが、やはりGPUのスコアはほんのり低めの数字です。

【DAIV Z6】DAIV 6N デメリットは?

  • ファンがうるさめ
  • GPU性能が期待値よりやや低め
  • Deleteの配置が特殊
  • タッチパッドの精度がイマイチ

一見弱点がなさそうなDAIV 6Nでしたが、使ってみると色々なことが見えてきた印象です。

高負荷時のファンは大きいのでモバイル環境下でどこまで許容できるかは気になるところですし、GPU性能が期待値より5~10%ほど低いような印象も受けました。これで「駄目だ」と決定づけられるようなことはないでしょうが、性能面を重視するなら慎重に判断したいところです。

また操作面ではキーボード配列や、タッチパッドの精度も気になりました。

 

【DAIV Z6】DAIV 6Nをおすすめしたい人

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  • モバイル環境で妥協できないクリエイター
  • 高いグラフィック性能が欲しい人
  • 高性能と軽さを両立したモデルが欲しい人
  • 作業性の良いノートパソコンが欲しい人
  • デスクトップ並みのノートPCを探している人

詳しくはコチラ

DAIV 6Nをレビューしてきました。

高性能×正確かつ高効率なモニター×薄型軽量という、もはや完璧な三要素を兼ねそろえてしまった「DAIV 6シリーズ」が魅力的なモデルであることは言うまでもないでしょう。

第12世代インテルCPUはどれを使っても満足できるパフォーマンスですし、ハズレは今のところありません。16インチ大画面を従来パソコンよりも気楽に持ち歩けるというのは大きいアドバンテージだとも思います。個人的には「こんなのが欲しかった」という希望が全て盛り込まれているので物欲が爆発しています。。

本気のクリエイターさんのメインやサブマシンとして買い替えを検討しているなら、このタイミングは決して悪くないと思いますよ!

詳しくは公式サイトでご確認ください!「期間限定のセール品」「アウトレットモデル」のチェックもお忘れなく。

 

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はるか

ゆるふわ写真好きの「はるか」です。 カメラやパソコンに関する情報を発信!わかりやすく丁寧なレビューを心掛けています。 ご質問、ご依頼は問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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