α7C II(ILCE-7CM2)を購入したので「おすすめのレンズ」について書きたいと思います。
キットレンズのSEL2860では満足できないという人に、それ以外のおすすめをピックアップ!「α7C IIのメリットを最大限に生かしたい」「SONYのレンズっていっぱいあってどれを選んだらいいのかわからない…」「ズームレンズと単焦点レンズってどっちがいいの?」って人にぜひ読んでもらいたいです。
ズームレンズから単焦点レンズ、おまけにアクセサリー類も合わせてどどんと紹介してきます。
目次
レンズ選びのポイント
今回ピックアップしているレンズは「α7C IIのメリットを最大限に生かせるもの」です。
比較的コンパクトながら描写力に優れた純正(ソニー製)のレンズを選んでいます。シグマやタムロンといったサードパーティーにも優れたレンズは沢山ありますが、純正のほうが手振れ補正効果をしっかり得られるといったメリットがあるからです。また大型のレンズはボディーとの相性的に(見た目的にも)しんどいものがあるので、よほどのメリットがない限り省いています。
最初の1本や、2~3本目、その組み合わせとして使いやすい(選びやすい)ものを紹介していくつもりです。
▼α7C IIのレビューはこちら
SONY α7C II(ILCE-7CM2)におすすめのズームレンズ
FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)
FE 24-105mm F4 G OSSは「最初の1本」として超おすすめできるレンズです。広角の24~105mmの広い焦点距離に対応しているので、スナップ、イベント、ポートレート、風景、旅行、動画など幅広いシーンに対応ができます。ソニーストアでも一番売れると言われているほどの人気レンズで、迷ったらコレというくらい不動のレンズだったりします。
重量は約663gですが、手にもってみると数値ほどの重さは感じません。レンズが交換できないシーンって意外と多いもんですし、そもそもそんなに何本も買えないよ…って理由もあるでしょう。
ズーム全域でGレンズらしい高い描写性能を誇ります。また最短撮影距離は0.38m、最大撮影倍率は0.31倍と意外と近接撮影にも強いのもメリットです。2017年発売のレンズなのでやや古さが気にはなってくるものの、利便性やメリットの面が大幅に上回る優等生レンズです!
FE 20-70mm F4 G(SEL2070G)
次点に食い込んだのがFE 20-70mm F4 Gです。2023年発売のレンズで、最新の設計による恩恵(表現力/AF性能など)が得られるレンズです。ズーム全域で開放F4の明るさを実現し、暗いシーンなんかでも扱いやすいレンズになっています。さらに最短撮影距離はT側でなんと0.25m!最大撮影倍率は0.39倍でハーフマクロまではいかないものの、近接撮影や物撮りに便利です。(玉ボケもきれいなんだ…)
20mmスタートで動画撮影にも向いていますし、サイズもFE 24-105mm F4 G OSSよりコンパクトで軽いのも嬉しいポイント。買い替えようか真剣に悩んでいます(笑)
FE PZ 16-35mm F4 G(SELP1635G)
FE PZ 16-35mm F4 Gは、超広角の16mmから35mmまでの焦点距離をカバーします。パワーズームを備えているので動画撮影で滑らかなズーミング操作が行えるほか、超解像ズームを使えば劣化なしで焦点距離を約2倍まで伸ばすことも可能です。このおかげもあって標準と言われる焦点距離もカバーできるようになり、動画だけでなく静止画でも活躍してくれます。
もちろん普通のズームレンズのような瞬間的なズーム操作はできないというデメリットはありますが、予測で乗り切れるシーンも意外と多いです。ちなみにブリージング補正機能にも対応するので、YouTubeの動画なんかはほとんどコレで撮っています。
個人的にはダントツに使用頻度の高いレンズですね。旅行だと外せない1本だったりもします。
FE 70-200mm F4 Macro G OSS II(SEL70200G2)
FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIは、高い描写性能と、ズームレンズの域を超えたマクロ性能が魅力のレンズです。小型・軽量化を実現しながらも高画質に磨きをかけたレンズで、なんとズーム全域でハーフマクロ撮影が可能になっています。テレコンバーター(SEL20TC)使用時には等倍マクロ撮影も可能になります…どんなお化けレンズだよ!
焦点距離70~200mmをカバー、開放F4のズームってだけでも便利なのに、マクロ撮影にも強いとかチートすぎます(笑)
AF性能は従来レンズよりも約20%高速化、追従性は約2倍、ズーム中のフォーカス追随性能も約4倍に向上。ちゃんと真面目に基本的なところも上げてくるところが好印象。防塵防滴にも配慮しているので悪天候時も安心です。約800gと重さはあるもののメリットが大きすぎるので不可避でした。
SONY α7C II(ILCE-7CM2)におすすめの単焦点レンズ
FE 50mm F1.4 GM(SEL50F14GM)
あえて1本あげるなら…FE 50mm F1.4 GMになりますね。G Masterらしい卓越した表現力をもち、フルサイズの開放F1.4のうすい被写界深度で印象的な写真が量産できます。スペックからすると小型軽量で、ソニーの最新技術をとことん積み込んだ結晶とも言えます。本当に新しい時代がきたんだってことを予感させるレンズだと思う…
αシリーズのカメラどれにつけても持ちやすく、ソニーユーザーなら一度は所有したいレンズでもあるんじゃないでしょうか。上位にはF1.2もありますがお値段も重さも別モノになってきますしね。α7CⅡで使うならコッチのほうがバランスが良いと思います。
ヌケもよくて、開放時でも高い解像度をキープしています。写真がうまくなりたいなら、このレンズを買って仲良くしておけばいいような気がします。もっと仲良くなりたいぜ…
FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM)
FE 35mm F1.4 GMは、焦点距離35mm、開放F値1.4のGマスターレンズです。最大撮影倍率0.23倍の近接撮影性能、11枚羽根円形絞りで美しいボケが味わえるレンズに仕上がっています。スナップに最適なレンズでもあり、開放からガンガン使っていける表現力が魅力です。
人生初のG Masterは35mmか50mmか…とても悩ましい問題ですよね!個人的に50mmは所有しているので、次に買うならコレ!と妄想を膨らませています。
FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)
FE 24mm F1.4 GMは、開放F1.4の明るさをもつ単焦点広角レンズです。ソニーストアのスタッフさんの話では「24mm、35mm、50mmは本当によく売れます」とのこと。柔らかいボケが楽しめるのはもちろんですが、標準域のレンズとはまたちがった表現が楽しめます。風景や星空撮影にくわえて、小型軽量を武器にジンバルにのせての動画撮影も推奨されています
FE PZ 16-35mm F4 Gが自分に合わなかったらコッチ買おうと思っていたんですが、今のところパワーズームの恩恵が結構あるので追加購入になっちゃうかも???
FE 40mm F2.5 G(SEL40F25G)
FE 40mm F2.5 Gは、24mm、40mm、50mmと同時発売されたレンズです。小型ながら外装とフードはアルミニウムで作られており、高品質な仕上がりになっています。解放F値は抑えられてはいますが、その分も小型に仕上がっているのでトレードオフという形でしょうか。
最近はコンデジの品薄問題もあるので、これらのレンズをつけてコンパクトに持ち歩くという人も増えています。自分もZV-E1購入時からずっと狙っているものの、買うタイミングがなかなか掴めずにいます。でもずっと気になる…欲しいが続いているから困っています。そろそろ治療薬(購入)が必要なのかも(笑)
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAは、開放F1.8の明るさをもつ単焦点標準レンズです。フルサイズならではのボケを楽しめるのはもちろん、絞って撮影したり、近づいたり、離れたりといった撮影のイロハを学べるレンズでもあります。ソニーの標準レンズと言えば、このレンズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
発売から10年近く経っており、さすがに古さを感じる部分が出てきてはいますが、カールツァイスらしい高いコントラストと解像力はまだまだ健在。中古市場の流通も多く、他のレンズよりも比較的安いので手にする機会も多いかもしれません。
おすすめの組み合わせ
- FE PZ 16-35mm F4 G
- FE 50mm F1.4 GM
- FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
個人的におすすめの組み合わせはこの3本ですね。標準域に最強クラスのFE 50mm F1.4 GMをいれることで多くの悩みは解消しますし、ボケや明るさが必要なシーンにも対応できます。動画と広角域はFE PZ 16-35mm F4 Gにまかせることができますし、望遠やマクロが必要なシーンはFE 70-200mm F4 Macro G OSS IIで対応可能です。
もちろん好きな単焦点レンズに変えたりするのもありですし、50mm→35mmとか、16-35を24mm GMに変更するなんて形も面白いと思います!
おすすめのアクセサリー
グリップ/GP-X2
SDカード
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