ドスパラで取り扱いのある「THIRDWAVE F-14LN5LA」をレビューします。(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)
14 型1,920×1,200 (60Hz)モニターを搭載したモデルで、CPUはCore Ultra 5 226Vで、重量はなんと約950gと超軽量です!CPU内蔵グラフィックスの性能も大幅に向上しており、動画編集などグラフィックパワーを必要とする作業もカジュアルに楽しめます。駆動時間は最大約16.8時間、動画再生時で約7時間となっています。価格は16万円台からでCore Ultra 5 226V搭載としては最安クラスです。
公式サイトでは「期間限定セール」「アウトレット製品」などが開催されていることもあるのでチェックしましょう!
目次
THIRDWAVE F-14LN5LA シリーズ特徴
ドスパラが販売しているパソコンと言えば「GALLERIA」
一般向けPCは「THIRDWAVE」
THIRDWAVE F-14LN5LAのポイントとなるのは、やはりCPUにインテルCore Ultara シリーズ2を搭載していること。Core Ultra 5 226Vは最も下位のクラスになりますが、こあたりのCPUは上位とも大きな差がないこともあります。この後、上位のCore Ultra 7 258Vとも比較していきます。
ちなみに今回は16GBモデルでテストを行いますが「 THIRDWAVE F-14LN5LA メモリ32GB搭載」も用意されています。32GB版はCore Ultra 5 226V →Core Ultra 5 228Vとなります。
早ければ最短翌日出荷にも対応してくれるスピード出荷なので、急ぎでパソコンが必要になった人にもありがたいでしょう。
THIRDWAVE F-14LN5LA スペック
OS | Windows 11 Home |
液晶 | 14型1,920×1,200 (WUXGA) |
CPU | Core Ultra 5 226V |
GPU | インテル Arc グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
重量 | 約950g |
価格 | ¥167,979 |
リンク | ドスパラ |
YouTubeレビュー
YouTubeでもレビューしておりますので参考にしてください。チャンネル登録も是非していってくださいね!
THIRDWAVE F-14LN5LA 外観チェック
ブラックを基調としたデザインで、ラメが入ったような素材になっています。天面に「THIRDWAVE」のロゴが入りますが、シンプルなので特に気になりません。
サイズは約 313 (幅) × 223 (奥行き) × 18 (高さ) mm (突起部含まず)で、重量は標準構成で約950gです。片手でも余裕で持ち上げられる軽さです。持ち歩きにも良さそうです。
フルフラットになる14型液晶モニターを搭載しています。解像度が1920×1200ドットなので、フルHDよりも縦の表示に余裕があります。アプリで表示領域が増えたり、スクロールする回数を減らせたりします。小さいようで意外と大きい差だったりします。リフレッシュレートは60Hz対応です。
バックライト付きの日本語キーボードが装備されています。14型クラスということもあって、各キーはやや小さめで打鍵感もややチープです。とは言え、実用性を損ねるということはありません。お値段も安いですし必要十分だと思います。
電源ボタンがかなり小さいのが少し気になりました…
インターフェースは、USB 3.2(Gen2)Type A × 1、USB 3.2(Gen1)Type A × 1、USB 3.2(Gen2)Type C × 1 ( Power Delivery (65W~100W) )
Thunderbolt4 Power Delivery (65W~100W) DC-In (USB Type C) × 1、HDMI 2.1 Type A × 1などです。
THIRDWAVE F-14LN5LA 性能チェック
CPU:Core Ultra 5 226V
モデル | CPU | PASSMARKスコア |
MousePro G4 | Core Ultra 7 258V | 19620 |
THIRDWAVE F-14LN5LA | Core Ultra 5 226V | 18683 |
DAIV S4 | Core Ultra 7 155H | 25148 |
MSI Claw A1M | Core Ultra 5 135H | 23684 |
MousePro-NB420Z | Core i7-1165G7 | 10605 |
MousePro-NB420H | Core i5-1135G7 | 10096 |
THIRDWAVE F-14LN5LAに採用されている「Core Ultra 5 226Vのスコアは18683」です。上位のCore Ultra 7 258Vとの差もごくわずかとなっています。
ただし、従来のCore Ultra 7 155HやCore Ultra 5 135Hのスコアより低めのスコアなのが気になります。インテルCPUの最新版は、AI機能や消費電力周りの改善がメインっぽいので仕方ないのかもしれません。大幅増強されたというグラフィック性能に期待といったところでしょうか。
RAW現像
実行速度をテストするために100枚のRAW現像にかかった時間を計測しました。
モデル | CPU | 時間 |
MousePro G4 | Core Ultra 7 258V | 2分45秒 |
THIRDWAVE F-14LN5LA | Core Ultra 5 226V | 2分50秒 |
DAIV S4 | Core Ultra 7 155H | 3分12秒 |
MSI Claw A1M | Core Ultra 5 135H | 2分56秒 |
MousePro-NB420Z | Core i7-1165G7 | 6分02秒 |
ThinkBook 13s Gen 2 | Core i5-1135G7 | 3分49秒 |
RAW現像処理時間も比較的速く、2分50秒で処理を完了しました。Core Ultra 7 258Vとの差も数秒ということで、誤差範囲といっても良いレベルです。枚数が増えると差は大きくなるので無視はできませんが…
動画編集も試してみましたが、フルHDの軽めの編集であれば十分こなせそうな印象でした。
GPU性能:インテル Arc グラフィックス
モデル | 設定 | 結果 |
MousePro G4 (Intel Arc/258V) | 1920×1080(標準設定) | 3716(普通) |
THIRDWAVE F-14LN5LA (Intel Arc/226V) | 1920×1080(標準設定) 1920×1080(軽量設定) | 2448(重い) 4028(普通) |
Claw A1M (Intel Arc/135H) | 1920×1080(標準設定) | 3141(普通) |
MousePro-NB420Z (Iris Xe) | 1280×720(軽量品質) | 2725(やや重い) |
mouse K5 (RTX2050) | 1920×1080(標準設定) | 6058(快適) |
DAIV 5P (GTX1650Ti) | 1920×1080(標準設定) | 3773(普通) |
FF15は重ためのタイトルということもあって、フルHD標準品質だと重いという結果になりました。軽量品質にしてやれば普通までアップするので、タイトルと画質設定次第では割と色々なタイトルが遊べそうです。
ちなみにCore Ultra 7 258V×32GBメモリだとスコアはかなり高くなります。このCPUにグラフィック性能を求めるなら、メモリは32GBにしておいたほうが良いのかもしれません。もちろんCore Ultara 7の方が有利です。
THIRDWAVE F-14LN5LA メリット・デメリット
メリット | ・Core Ultra 5 226Vはパフォーマンス高め ・Core Ultra 7 258Vと遜色ない処理速度 ・軽めの編集作業にも使える ・Core Ultra搭載モデルとしてはリーズナブル ・軽くてバッテリー駆動時間も長い |
デメリット | ・キー(特に電源ボタン)が小さめ ・LTE使えたら良かったなぁ…(高くなるなら不要) |
THIRDWAVE F-14LN5LAをおすすめしたい人
- 軽くて高性能なノートPCが欲しい人!
- 簡単な編集作業などをしたい人
- 外で作業することが多い人
- コスパの良いノートPCを探している人
THIRDWAVE F-14LN5LAをレビューしました。
Core Ultra 5 226Vを搭載しているおかげで、実行速度も速く快適に作業を行う事ができました。軽くてバッテリー駆動時間も長いので、持ち出して使うのも良いですし、簡単な編集作業くらいならこなせるのも素晴らしいですね。しかも業界最安クラスのお値段設定…良いことの方が目立つ良モデルだと思います。ただしゲーミング(描画)性能を求めるなら、Core Ultara 7か32GBメモリにしておくことをおすすめします。
当サイトでは「X(Twitter)「YouTube」などでもお得な情報を発信していますのでフォローをお願い致します。