世界中で高い評価を獲得し、大型DLC『SHADOW OF THE ERDTREE』によって冒険の幅がさらに広がった『ELDEN RING(エルデンリング)』。
「せっかくなら高画質で狭間の地を冒険したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。PC版なら、パーツ構成やグラフィック設定によって映像の品質を調整できるほか、PC環境によってはロード時間の短縮も期待できます。ただし、購入するゲーミングPCによって、画質や動作の安定性は変わります。
「必要スペックと推奨スペックは何が違うの?」「どのくらいのグラボを選べばいい?」「高性能なPCなら4Kでも快適に遊べる?」
こうした疑問を解決するため、この記事ではエルデンリングの公式システム要件を整理し、CPU・GPU・メモリの選び方を解説します。さらに、Lossless Scalingを使う際の注意点や、おすすめゲーミングPCも紹介します。
これからPC版を始めたい方も、今使っているPCの性能に不安がある方も、ぜひ参考にしてください。
目次
エルデンリングの公式「必要スペック」と「推奨スペック」

まずは、エルデンリングのPC版を遊ぶために必要なスペックを確認しましょう。公式のシステム要件では、最低限必要な構成と、推奨される構成が分けて掲載されています。
| 項目 | 必要スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 | Windows 10 |
| CPU | Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 3 3300X | Intel Core i7-8700K / AMD Ryzen 5 3600X |
| メモリ | 12GB RAM | 16GB RAM |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB / AMD Radeon RX 580 4GB | NVIDIA GeForce GTX 1070 8GB / AMD Radeon RX Vega 56 8GB |
| ストレージ | 60GB以上 | 60GB以上 |
※OSの対応状況や必要容量などは変更される可能性があるため、購入前に公式の最新情報も確認してください。
必要スペックと推奨スペックの違い
必要スペックは、ゲームを動作させるための最低限の目安です。必要スペックを満たしていても、高画質設定で快適に遊べるとは限りません。一方、推奨スペックは、メーカーが想定するプレイ環境を満たすための目安です。ただし、推奨スペックを満たしていれば、すべての場面でフレームレートが安定するという意味ではありません。
解像度やグラフィック設定、プレイする場所などによって負荷は変わります。これからゲーミングPCを購入するなら、公式の推奨スペックだけでなく、どの程度の画質で遊びたいかも考えて選びましょう。
エルデンリングを快適に遊ぶためのPCスペック
エルデンリングのPC版には、通常のゲーム設定ではフレームレートの上限が60fpsという仕様があります。そのため、一般的なプレイでは、100fpsや144fpsを目指すというよりも、60fpsに近い状態を安定して維持できるかが重要になります。※MODなどでフレームレートの上限を変更する方法もありますが、通常のプレイ環境とは条件が異なります。
「せっかくゲーミングPCを買うなら、高画質で快適に遊びたい」という方は、次の構成を目安にするとよいでしょう。
| 項目 | 構成の目安 |
|---|---|
| 予算 | 20万円前後から検討 |
| CPU | Core i5-14400クラス / Ryzen 7 5700Xクラスなど |
| GPU | RTX 4060 Ti / RTX 5060 Tiクラスなど |
| メモリ | 16GB以上、余裕を持たせるなら32GB |
| SSD | 500GB以上、複数のゲームを遊ぶなら1TBがおすすめ |
※上記はPC選びの目安です。4K解像度で高画質を維持したい場合は、さらに高いGPU性能が必要になることがあります。予算も販売価格や構成によって変わります。
フルHDで遊ぶ場合と4Kで遊ぶ場合では、GPUに求められる性能が大きく異なります。高画質を重視するなら、CPUだけでなくグラボの性能にも予算を配分しましょう。また、エルデンリング以外の最新ゲームも遊ぶ予定なら、少し余裕のある構成を選んでおくと、ゲームごとに画質設定を大きく下げずに済む可能性があります。
【予算別】エルデンリングにおすすめのゲーミングPC 3選
ポイント
※内容が変更になる場合もありますのでご購入時は必ずご自身でご確認下さい。
| 項目(目安) | 【入門・コスパ】 はじめての1台・予算重視 | 【※イチオシ・本命】 フルHD~WQHD快適 | 【最強・ガチ勢】 重量級ゲーム・高画素編集 |
| モデル | フロンティア/FRGKB550 | NEXTGEAR/JG-A7G60 / G6T | GALLERIA/XPR7M-R57 |
| CPU | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 5700X / 7700 | Ryzen 7 7700 / 9800X3D |
| GPU | RTX 5060 (またはRX 9060 XT) | RTX 5060 / 5060 Ti | RTX 5070 12GB~ |
| メモリ/SSD | 32GB / 1TB SSD | 16GB〜32GB / 500GB~1TB SSD | 16GB〜32GB / 1TB SSD |
| できること | フルHDゲーム、気軽に遊びたい | FPS高FPS維持、AIノイズ除去、配信 | 4K/WQHDゲーム、タルコフ、高画素編集(写真・動画) |
| 価格目安 | 19万円台〜 | 22万〜26万円台 | 27~30万円前後 |
| 保証 / 納期 | 1年保証 | 3年保証+24hサポート | 翌日出荷対応モデルあり |
| 詳細リンク | >公式サイトで見る | >公式サイトで見る | >公式サイトで見る |
迷ったらこの辺りを選べば間違いありません!
エルデンリング向けゲーミングPCの選び方3つ

1. グラボは遊びたい解像度に合わせて選ぶ
PCゲームの映像を描画するGPU(グラフィックボード)は、エルデンリングの画質や動作に大きく関係するパーツです。
予算を抑えてフルHDで遊ぶなら、RTX 5060クラスが候補になります。画質設定に余裕を持たせたい場合や、より重いゲームも遊びたい場合は、RTX 5060 Tiクラス以上を検討するとよいでしょう。一方、4Kの高画質設定を重視するなら、GPUの性能にさらに余裕が必要です。RTX 5060 Tiクラスでも設定次第では遊べますが、4Kで常に安定した動作を期待するなら、より上位のGPUも含めて比較しましょう。
大切なのは、グラボの型番だけで判断せず、解像度・画質設定・実際のベンチマーク結果をセットで確認することです。
2. CPUはGPUとのバランスを重視する
CPUは、ゲーム内のさまざまな処理を担当するパーツです。
エルデンリングのようなゲームでは、GPUだけを高性能なモデルにしても、CPUとの組み合わせによっては期待した性能が出ないことがあります。予算を抑えるならRyzen 7 5700Xクラスなどが候補になります。ほかの重量級ゲームも遊ぶ予定なら、より新しい世代のCPUも比較してみましょう。
ただし、CPUの性能は型番や世代だけで単純に判断できません。ゲームごとの相性やGPUとの組み合わせによって結果が変わるため、PC全体の構成で比較することが大切です。
3. メモリは16GB以上。長く使うなら32GBも検討
エルデンリングの公式推奨メモリは16GBです。そのため、ゲームを遊ぶことが主な目的なら、16GB搭載のPCも選択肢になります。ただし、ブラウザで攻略情報を調べたり、Discordで通話したり、録画ソフトを使ったりする場合は、ゲーム以外にもメモリを使用します。
こうした使い方をするなら、32GBのメモリを搭載したPCを選ぶと余裕を持たせやすくなります。もちろん、メモリを32GBに増やすだけでフレームレートが必ず向上するわけではありません。ゲームが必要とする容量や、ほかに起動しているアプリの数によって効果は変わります。
これから長く使うゲーミングPCを購入するなら、初期構成と32GBへカスタマイズした場合の価格を比較してみましょう。
エルデンリング向けおすすめゲーミングPC10モデル比較表
複数のメーカーや構成をまとめて比較したい人向けに、候補となる10モデルを一覧にしました。
| モデル名 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 価格目安(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| NEXTGEAR JG-A5G60 | Ryzen 5 4500 | RTX 5060 | 16GB | 500GB | 189,800円 | 初期費用を抑えたい人向け |
| THIRDWAVE AD-C5F56B-01W | Core Ultra 5 225F | RTX 5060 Ti | 16GB | 500GB | 199,980円 | GPU性能と価格のバランスを重視 |
| FRGHLB550/5060T | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 Ti | 32GB | 1TB | 239,800円 | メモリとSSDに余裕がある |
| THIRDWAVE AD-R7A56B-01W | Ryzen 7 7700 | RTX 5060 Ti | 16GB | 500GB | 204,980円 | CPU性能も重視したい人向け |
| THIRDWAVE AD-R7X56A-01B | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 | 16GB | 500GB | 168,880円 | 価格を抑えた構成 |
| GALLERIA XPR7M-R56T8G-GD | Ryzen 7 7700 | RTX 5060 Ti | 16GB | 500GB | 239,980円 | RTX 5060 Ti搭載の候補 |
| THIRDWAVE AD-R7A57A-01B | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 | 16GB | 500GB | 238,880円 | より高いGPU性能を重視 |
| FRGHLB550/5060 | Ryzen 7 5700X | RTX 5060 | 16GB | 1TB | 209,800円 | SSD 1TB搭載 |
| NEXTGEAR JG-A5A60 | Ryzen 5※ | RX 9060※ | 16GB | 500GB | 214,800円 | セット内容を含めて比較したいモデル |
※CPU・GPUの正式な型番、販売価格、メモリ構成、セット内容は、各メーカーの公式販売ページで確認してください。
価格だけを見れば、16万円台から20万円前後のRTX 5060搭載モデルが候補になります。フルHDで遊ぶことが中心なら、こうしたモデルから検討すると予算を抑えやすいでしょう。一方、画質を重視する場合や、ほかの重量級ゲームも遊ぶ予定なら、RTX 5060 TiやRTX 5070搭載モデルも比較してみてください。
また、メモリ16GB・SSD 500GBのモデルは購入時の価格を抑えやすい反面、複数のゲームをインストールしたり、録画データを保存したりする場合は容量が不足することがあります。そのため、PC本体の価格だけでなく、メモリ32GBやSSD 1TBに変更した場合の総額も確認するのがおすすめです。
ゲーミングPCはどのメーカーで選ぶ?
BTOメーカーのPCは、同じようなスペックでも価格や保証、納期、カスタマイズの選択肢が異なります。主な比較先としては、次のメーカーが挙げられます。
フロンティア(FRONTIER)
セールを活用して購入費用を抑えたい人は、フロンティアをチェックしてみましょう。セール対象モデルは構成や価格が通常ラインアップと異なることがあるため、GPUだけでなく、メモリやSSD、電源なども含めて比較するのがおすすめです。
マウスコンピューター(G-Tune/NEXTGEAR)
保証やサポートも含めて選びたい人は、マウスコンピューターを候補に入れてみてください。ゲーミングPCブランドのG-TuneとNEXTGEARでは、価格帯や構成の異なるモデルが用意されています。保証期間やサポート内容はモデルや購入条件によって異なる場合があるため、購入前に商品ページで確認しましょう。
ドスパラ(GALLERIA)
幅広い構成から比較したい人は、ドスパラのGALLERIAもチェックしておきたいメーカーです。RTX 5060搭載機からRTX 5070以上のモデルまで、予算や用途に合わせて選べます。納期やカスタマイズ内容もモデルによって異なるため、急いで購入したい場合は出荷予定日も確認しておきましょう。メーカーを決めてから探す必要はありません。まずは希望するGPUと予算を決め、その条件に合うモデルを複数のメーカーで比較すると、価格と構成のバランスを判断しやすくなります。
まとめ:エルデンリングは遊び方に合わせてゲーミングPCを選ぼう
エルデンリングをPCで快適に遊ぶには、公式の必要スペック・推奨スペックを確認したうえで、目指す解像度や画質に合ったゲーミングPCを選ぶことが大切です。
今回紹介したポイントをまとめます。
- 予算を抑えてフルHDで遊びたい: RTX 5060クラス
- 画質と性能のバランスを重視したい: RTX 5060 Tiクラス
- 高解像度やほかの重量級ゲームも視野に入れたい: RTX 5070クラス以上も候補
- 攻略サイトやDiscordも同時に使いたい: メモリ32GBを検討
- 今のPCをもう少し活用したい: Lossless Scalingやゲーム内設定の調整を試す
PC版エルデンリングは、PCの構成や設定によって映像の品質や動作が変わります。必要以上に高価なモデルを選ぶ必要はありませんが、目標とする画質や解像度に対して性能が不足していると、思うように楽しめないこともあります。これから長く使うゲーミングPCを購入するなら、GPUだけでなくメモリやSSDの容量も含めて比較しましょう。
また、BTOメーカーのセールを利用すれば、同じ予算でもより性能の高い構成を選べる場合があります。複数メーカーの価格やカスタマイズ内容を確認し、自分に合った1台を見つけてください。
快適なプレイ環境を整えて、狭間の地での冒険を楽しみましょう!
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